第23話 つよくてさみしいタイガース
京都に住む叔父から電話があった
この叔父は離婚してしまった父親の弟なのだが
昔からうちの家族を心配して連絡をくれる
叔父は野球が大好きで昨日も突然その話になった
うちは基本的にドラゴンズのファンが多い地域なので
母も姉も弟もドラゴンズファンである
叔父は阪神タイガースが大好きだ
今年はさぞ上機嫌だと思って話をきくと
なんとなく浮かない様子である
叔父いわく
タイガース強すぎるんや なんかさみしい
球児はわかっとらん
叔父は勝てなくても勝てなくても
頑張るタイガースを応援するのが好きなのだそうだ
わかるだろ姪っ子よと言われた
すみません叔父さん
わたしが今すきなのは
大の里と豊昇龍です
わたしの話は読まれない 優木 秋 @yuki-aki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。わたしの話は読まれないの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます