魔獣と鍋を囲む、笑いと温かさが溢れる不思議な一夜
- ★★★ Excellent!!!
緋那真意さんの「鍋サバト〜魔獣を添えて〜」は、鍋を囲むという何気ない日常に、魔術と魔獣という非日常が絶妙に溶け込んだ、とびきりユニークで楽しい物語です✨ 主人公の翠さんが放つ自由奔放な言動と、それに振り回される魔獣ベヒモスのやりとりが最高で、ページをめくるたびに笑顔になれる一作でした💖
鍋の具材に選ばれるのは、普通じゃ考えられないようなものばかり。それなのに、不思議と美味しそうに思えてしまう描写が秀逸で、読んでいるとお腹まで空いてくるんです! そして、その鍋を囲む会話からは、クスッと笑えるユーモアの中に、人間と魔獣の距離感や価値観の違いが垣間見えて深みもある。
ラストの「次は誰を呼ぼうかな?」という余韻も絶妙で、翠さんの自由すぎる発想が次の展開を期待させてくれます。魔術やファンタジーが好きな方も、ちょっと変わった日常を覗いてみたい方も、この作品の魅力に引き込まれること間違いなし!
笑いあり、温かさありのとろけるひとときを、ぜひこの「鍋サバト〜魔獣を添えて〜」で楽しんでみてくださいね✨ 読み終わった後、きっと鍋と魔術がもっと好きになるはずです!💕
ユキナ(とろ甘)🍰