第5話 小樽から初雪乗せて乗船す

私が小樽に住んでいたのはもう40年前のこと、しかも貧乏学生だったので

小樽港からの船旅というものはしていない。


しかし、飲み屋の女将さんの口利きで一回だけ、海上保安庁の船の見学会に

友人たちと参加させてもらったことがある。

なぜそのようになったのかは覚えていないが。

他にも大勢の見学者がいたので、多分一般向けの見学会だったのだろう。

また、その海上保安庁の船員の方も、その飲み屋の常連さんだったのだと思う。

今から思えばのんびりした時代だった。


ただ、今回の俳句連作としては、小樽に寄港した豪華客船の出港時の風景、

甲板から手を降る人と、突堤から手をふって見送る人、そこに降る初雪を

情景として詠みたい。連作の終わり方としては、そのほうがふさわしい?

と思う。ありがとうございました。







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小樽の初雪 よひら @Kaku46Taro

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