スカートを履きたいだけです

主人公のあーくんは、ゲイではない、自分の性別に違和感を覚えているわけでもない、ドラァグクイーンになりたいわけでもない。ただ単純にスカートを履きたいだけ。

彼女のさあちゃんも、お店のお姉さんも、かつての母親もあーくんがスカートを履くのに寛容なのに、まだまだ日本の社会では受入れられそうにない。読後感は爽やかですが、人々の固定観念について考えさせられる作品です。