合縁奇縁

第10話 低迷と懸命

 2019年10月。彼女が雨宿りを機に、仲良くなり遊びに来始めてから1ヶ月が経過した。彼女の話はどこか奥深い。彼女の名は黒崎斗亜(クロサキ・トア)という。彼女の家は現在、家庭内で揉めており、抜け出してきたという。彼女が長女で結婚したい相手がおり、名前が変わってしまう事を家族は良く思っていないというのだ。

 名前にそこまで希少価値を感じていない彼女は、ずっと不満だったらしいが、彼氏には申し訳ないが、別れる話を今日つけてきたらしい。彼氏も理解はしてくれたようで正式に別れたというとこだ。『付き合う』があれば、もちろん『結婚』というステップに移行したがる。人間は、難しい。恋愛の難しさを改めて感じた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人型ロボット ソルト🧂 @Solt01

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画