ラスト一文字の衝撃

 どうしても、想像してしまいます。

 この物語のラスト。主人公の身に何が起こってしまったのか。
 手がかりは、ほんのわずか。

 でも、読者の目にはある一つの文字、いや、記号が入ってくる。

 「おわり」の文字の先にある一つの記号。

 これには一体、どういう意味が込められているのか。作者の茶目っ気とも取れなくない。だがしかし、その部分までも主人公の心情を示したものである可能性も捨てきれない。

 以上の事実を踏まえた上で、この話を読んで頂きたい。
 きっと、この(意味深)な一つの記号を見て、あなたはこう叫ぶだろう。

 「アッーーーーー!!」と。

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