【短編コン】おじさん構文VSネカマ構文

野口マッハ剛(ごう)

もはやギャグ(笑)

 インターネットカフェでオレはおじさん構文を使って可愛い女の子をSNSで探している。


 世間では、オレは良い年こいたおじさんである。だが、今夜もおじさん構文を投稿する。


「どこかに良い可愛い女の子は居ないのカナ⁉ おじさんは探しているヨ(゜Д゜≡゜Д゜)? 返信待ってます💪😇」


 すると、投稿に一つの返信が付いた。


「おじ様大好き😍 私のことも好きかな?♡」


「もちろんダゾ!((( ;゚Д゚))) まさか、オレのことが好きカナ⁉🤔」


「はい!✨ ぜひ会いたいですね😊♡」


 オレはこの上ない達成感を得る。相互フォローになってDMにメッセージのやり取りを続ける。


「オレに君の可愛い自撮りを見せるンダ!✨」


「もう、おじ様ったら♡ はい、どうぞ( ゚∀゚)」


 送られて来た画像はムキムキのマッチョに金髪のロン毛カツラを被ったようなものだった。


 オレはパソコンの電源を落としてタバコを一服。いやいや、どう考えても壁を殴りたい。


 すると、個室のカーテンが開いて、さっきの画像の男がニヤリとして入ってくる。


「会いたかったぞ♡ おじ様♡」


 オレはこの上ない恐怖を味わった。


終わり♡

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