起  ものをかたる

第4話 我傷(いじめ)

私の今は、いじめだらけだ。……といっても、オレの場合のいじめの対象は「自分自身」なんだけどな。


 朝神奈は普通の人ではない、身体と心に障害を負った『翔外者しょうがいしゃ』である。


障害者という言葉が変わっただけとも、捉えられるがこの『翔外者』という意味は「翼を持てなかった人がもう一度外へ飛べるように」という意味がある。


「オレはリョウ。朝神奈リョウ」

朝神奈は冷たく感情を持たぬかのように相手に淡々と言葉を出す。

「あ、ああ。ありがと……」

雨宮は動揺した目からすぐに切り替えるよう、朝神奈が拾った用紙をもらう。


「やあ、二人とも。元気にやっているようだね」

「八奈見先生!」

八奈見チカ。28歳の若さにして、生徒指導という大役につき、雨宮のクラスの担任でもある。

そして朝神奈とは、昨年の副担である。

「なんのようだ」

「なんのようだ、はないでしょう。朝神奈"くん"」

「くんやめろ!」

朝神奈が感情を面にだすと、八奈見先生は手をポンッと叩いて衝撃の一言を告げる。

「あ、そうそう。今日から二人には協力して小さな説を唱えてもらいます」



「———は?」


これは小説の未来にひっそりと語り継がれる二人の物語。


背中を押してくれた全ての人に感謝を。



タイトル「 」

テーマ 「感謝」

メッセージ性 「小説の未来に残る...


登場人物


ストーリー


「よし、今日はこのくらいかな。さんぽいこ」




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≪ galgame≫ あさのたけし @ggang_745

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