足裏のほくろ
四、五歳。
私の左足の裏にはほくろがある。坂本の左足の裏にも、位置は違うがほくろがある。
見つけるたび強く押したが、坂本は微動だにせず、私はこれを密かに称えた。しかし私も、あまり足裏を擽ったがる質ではなかった。
これらの共通性を、私はむやみに遺伝だと思い込み、誇りに思った。
小さいころ エタらせ芸人 @bbback
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。小さいころの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
好きなことを、好きなだけ最新/宇部 松清
★191 エッセイ・ノンフィクション 連載中 2,139話
北米で暮らしてみた (仮題)最新/母猫
★56 エッセイ・ノンフィクション 連載中 195話
本気と建前最新/@omuro1
★54 エッセイ・ノンフィクション 連載中 38話
メルの日記最新/メル
★9 エッセイ・ノンフィクション 連載中 19話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます