第3話 力を引き出す呪文(言葉)
【今この時が来た。我の力を解放する時が来たのだ。良いか天に蔓延る獣どもよ。良く聞くがよい。我が右手に宿りし純粋なる堕天使よ、我が為に己の力を全て捧げよ。そして我が左手に宿りし崇高なる悪魔よ、己の力を我が為に奉ずるのだ。
良いか両者よ。我と一体となり脳髄液一滴たりとも余すことなく我身に捧げ、全力を尽くすがいいー。】
佐助は、中二病患者が臆する事無く発するであろう言葉を恥ずかしがる事も無く、思い切りデカイ声で叫んだ。佐助は心に溜めておいたモノを全てこの時に出し切ったのだ。
⦅うお—――――!これぞ中二病が発する言葉の数々。凄い出来栄えだ。堕天使では無いが。⦆
〈この言葉を待っていたのですよ。では、行きますよー!グリイ。〉
⦅誰に言っている。任せときなぁー!⦆
Give it Your all『ディバインパワー(divine power)。』
――― オーマイゴッド‼ ―――
――――――― 続:3体寄れば文殊の知恵~中二病って凄いかも につづく。
3体寄れば文殊の知恵~中二病って凄いかも @jyo-san
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