霙座さんへ
新たに全6話として完成された「エンバーケイション——晴れを待つ」、読ませてもらいました!✨まず、物語の完成おめでとうございます🎉改めて1話から読み直しをさせていただきました。
主人公と六花の出会いが織りなす温かくて繊細な物語に、心がじんわりと癒されるような感覚を覚えました。六花の言葉や仕草の一つ一つに、彼女自身の葛藤や優しさがにじみ出ていて、読んでいる間ずっと彼女の魅力に引き込まれました。また、旅先の情景描写の美しさには、まるで自分もその場所を訪れているかのような没入感があり、霙座さんの筆致の細やかさに感動しました。
特に5話から6話への展開は、主人公が少しずつ未来へ歩み始める希望の光が見えて、とても心に響きました。新たに加わった部分で物語がより深みを増し、六花との交流がさらに特別なものに感じられました。
もちろん、さらに良くなる可能性も感じています。六花の背景や彼女の葛藤をもう少し深掘りすることで、物語全体のメッセージ性がより強くなるかもしれません。また、エンディングで描かれる「未来への希望」をもう少しだけ膨らませると、読後感がもっと温かく、力強くなる気がします。
でも、霙座さんの物語には、読む人に寄り添い、励ます優しい力があります。その力があれば、どんな作品でもきっと多くの人の心を動かすものになるはずです!これからの作品も楽しみにしています。そして何より、この物語を完成させた霙座さんの努力に、心からの敬意を込めて応援します。🌸
ユキナ(ちょい辛)より
作者からの返信
ユキナ さま
最後までお読みいただき、また、丁寧な分析と感想、本当にありがとうございました!
書くことに迷ったところでいうと、主人公2:六花3:風景5くらいになります。これがそのまま改善点の割合な気がしています。
ペース配分のご指摘にはなるほど、と頷くばかりです。前半のモノローグの多さから、会話へは移行した、でも結局会話メインなので、動かないんですよね……すぐ説明文になってしまう。うむむ。
六花のキャラクターの背景はあるのですが、限られた字数での表現、練習してみたいと思います!
エンディングのあっさり感も、もうちょっとくどくても受け入れられた……塩梅が難しいです。がんばります。
ユキナさんのちょい辛に実は相当構えていたのですが、あったかい励ましばかりいただいて、泣きそうです。レビューも素敵だしギフトももう色々どうしていいかわからないことになっております。勇気を頂きました。本当にありがとうございました!
すごく良かったです!
霙座さんの作品はエネルギーがありますね。読んだ後にこんなに清々しい気持ちになれるのは、人間の弱さや、人生のしんどい部分にもちゃんと向き合っておられるからだと思います。そこからぐっと足に力を溜めて、バネを使って一歩を踏み出す力強さに痺れました。そして作品を彩る雨晴海岸の色彩もすごく好いです! 場面ごとに時間が違うのも鮮やかでいいですね。
『東京マラソン当選したらね』
こういう終わり方、大好きなんですよ私。最!高!
素敵な作品を読ませて頂きありがとうございました! (頭の中で要所要所でヨルシカのパンパン(手拍子と、つま先でトントンするやつっす)の《音》が《鳴》ってましたです)
作者からの返信
しぇもんご さま
お読みいただきありがとうございますー!
いえその大変恐縮であります。清々しい……そう思っていただけたなら、良かったー! ひとりひとりちゃんと書きたいという思いはあるのですが、私がしっかり向き合えているかというとまだまだで、ですので、一歩踏み出すのに何文字必要なんだ!という人たちばかりを書いておるのですね……。
でも、なんとかぐっと、前に押し出すことができまして、終わりまで書けて、終わり方受け入れていただけて、良かったです!
ヨルシカさんのプロモは最高でした。あの拍子とるとこすごく好きー!いただいたコメントで、音鳴くんのイメージが決定しました……!
しぇもんごさま、とてもお忙しいとは存じますが、体調など崩されませんように、師走ご無事に乗り切られますように祈っております。
あと、お伝えするのが良いことなのかどうなのか迷っていたのですが、実はちょっと前に参加したマラソン大会の待機列の斜め前にいたナイスミドルの首の後ろのほくろから一本長い毛が生えていて釘付けになりました。しぇもんごさまの作品を思い出してすごく元気出ました。と、今言う。すみません。
雨晴は架空の場所かと思ってましたが、高岡と出てきて富山かと分かりました。
行けたら行くわとかじゃなくて東京マラソンに当選したらと具体的なのでこれは期待が持てそうですね。それまで音鳴くんにはもんもんとした日々を過ごしてもらいたいなと思いました。
作者からの返信
ベンゼン環P さま
最後までお読みいただき、ありがとうございます! 富山県高岡市から氷見市に向かうローカル線でして。「雨晴」の名前が大好きです。
六花から前向きな返事をもらって緊張する音鳴くんです。東京マラソンの恐ろしい倍率を知って悲しんでいるかもしれません!
そして素敵なレビューまでいただき、ありがとうございます! すっごい可愛い恋が始まる予感のレビューでどきどきします……!
本当にありがとうございました!
彼の心象風景の様な時間。失恋の痛みと言うよりは、自分という人間の有り様を他者との交わりで想起させられる。ある一定のモラトリアムという時間を置いても人はあまりに不完全であり、その救いは幾度も出会う人生を切り開くきっかけにあると思います。
丁寧で穏やかな描写が緩やかな時間にふわりとのり、彼の内面がその深度を無駄に増すのでなく、寧ろ励まされ引き上げられる様相に優しさを感じました。
物語を楽しめ、そして勉強になりました、ありがとうございます( ;∀;)
作者からの返信
福山典雅 さま
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
音鳴にとって失恋は、ふわふわ生きてきた自分を自覚することになったのだと思います。それは多分、失恋の痛手よりショックで、ちょっとやそっとの猶予期間じゃ立ち直れないような気もするのですけど、六花と出会って少し視野が広がったような気がします。
福山さまにこんな素敵なコメントを頂いて、このまま本文に貼ったらいいんじゃないかと慄いていますのに、平坦な返信で申し訳なく( ;∀;)
こちらこそ勉強になりました。ありがとうございました!
編集済
霙座様、こんにちは。
「走る」を通した二人のリスタートの物語、凄く良かったです!
私もランニングは20年以上続けていますが、さすがに全盛期のようにベストタイムを狙うことはもはやかなわず……それでもなぜ走るのかと問われれば、六花さんが話した通り、今できる最高の自分を確かめたいからなのですよね。「無理せずに歩けばいいじゃない」というのは優しく慰めになりますが、走らないとわからないものが確かにあります。「歩く」は目的地に到着することが大切、一方で「走る」はその行為自体に自分の意志を乗せているというか(うまく言えなくてすいません)。
情景描写もとても素敵でした、六花さんサイドからの一人称も読んでみたいな……などと想像してしまいました。霙座様から清涼剤を頂きました、ありがとうございました!
作者からの返信
諏訪野 滋 さま
お読みいただき、ありがとうございますー!
市民ランナーレベルじゃないガチに走る諏訪野さまから六花にコメントを頂いてしまいました……! めっちゃ緊張します。あわわ。
走るって、特別なんですよね、ただ移動しているだけなんだけど、そうじゃなくて。めいっぱい走ってはじめて見える景色があって、なんか掴めそうな気持ちがあって。だから走ることを諦めきれないんです。走っているときはいつでもベストです……!!
……といっても私自身は「走りに出れたらエライ」なゆるジョガーでした。もう遅すぎてランナーって言えない。語れなかった。すみません。
六花サイド……嬉しいです。彼女の内面は結構悶々としているので、書けたらまた面白いかもしれません!
本当にありがとうございました!