1/6 うちの子


 本日アップした分は、『日常キリトリ線』に載せてきた書下ろし分では、最長の文字数になりました。

 想像では、三十分くらいあれば描き切れずかなぁと思っていたのですが、あれよあれよと文字数が伸びて言って、気が付く十三千文字オーバーしていました。


・『日常キリトリ線』より「第165話 プレゼント」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/16818093091684797397


 突然、退勤後に関わらず、直属の上司のシェイクスピアに呼び出された「私」。彼から、同じ部署の紅一点・クリスティーへの誕生日プレゼントを相談され始める。

 『日常キリトリ線』では定期的にアップしている、とある部署で働いている五人組の、仕事以外の場所でのあれこれを描いたシリーズです。登場人物を軽く説明しますと……。


・「私」……本シリーズの語り手。いつも冷静沈着で、一歩引いたところから周りを見ている。仕事もちゃんとするが、何かと巻き込まれる。読書家。妻子持ち。一応副部長。


・シェイクスピア……部長。いい歳だが、女性からモテたい気持ちは人一倍。実際はいいところまで行くけれど、よくフラれる。寒がりで、年中風邪をひいている。厚着しても効果がない。


・クリスティー……部署内の紅一点。数々の男性と浮名を流すが、終わった恋は振り返らないタイプ。酒好きで、それなりに強い。


・カミュ……部署内最年少。余計なことに首を突っ込んだり、掘り返したりと、無邪気に部署内を引っ掻き回す。シェイクスピアをからかうのが特に好き。


・チェスタトン……「私」と同い年。演劇ファン。妻子持ち。チェスがとんでもなく弱い。一見地味だが、一番デカい個性を持っているので、それは後々……。


 まあ、こんなにいろいろ書けるのは、中学生のころから自分の中にいる、いわば「うちの子」ですからね。色々設定が膨らんじゃっています。

 あ、名前に聞き覚えのある方々が多いのですが、もちろん本人ではありませんし、その子孫というわけでもないです。ただ、拝借しているだけです。由来は一応あるのですが。


 こちらのシリーズ、本編のないスピンオフみたいな感じで掲載中です。そういうのは書かない予定でしたが、「第8話 お土産」(https://kakuyomu.jp/works/1177354054881796766/episodes/1177354054882367645)を思いついたら書いてしまいました。自分を曲げるの、早いですね。

 こちらのシリーズ、固有名詞縛りのタイトルになっていますので、興味を持っていただければ。またいつになるのか分かりませんが、新しいネタはいくつかあるので、それも追い追い出していきたいですね。では。

















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