そもそもの疑問なのですが、緑化手術はマウス実験した後、人間だけが受けるのでしょうか。自ら光合成することで飼料が不要になれば、家畜などに応用すると思うのですが、人間が受ける理由は何なのでしょうか。また、地球温暖化を防ぐにはどれくらいの人数の人間が緑化手術を受ける必要があるのでしょうか。
個人的に思うのは、緑化手術の目的を地球温暖化対策ではなく、食事が不要となるとする方が、畜産や貧困対策、長時間の宇宙滞在(例えば火星まで食料を積まずに行ける)が可能となるので、設定として納得しやすいのかと。
緑化手術もピンキリで食事量を減らせるレベルから完全無食可能まであり、ブラジルが発展したのは完全無食可能な緑化技術(炭水化物からビタミンまで人間の必要な栄養素を全て合成できる)を実現し、飼料なしの畜産を実現し、人類初の火星基地もブラジルが作った、というような設定が可能になるかと。なぜ、ブラジルで実現できたかは、ブラジルの熱帯雨林で哺乳類に必要な栄養素が全て取れる完全栄養植物(キヌアの凄い版)が発見され、その葉緑素を遺伝子解析して云々、のような設定が可能かと。完全無食ではなく食事を8割削減とかでも相当な効果があると思います。
当然のことながら、この作品の主題が温暖化対策であれば上記のコメントは完全に的外れなものになりますが、緑化手術が温暖化対策に効果があるという点に、もう少し説得力のある説明があるとよいと思いました。
作者からの返信
おはようございます、たくさんのアドバイスをありがとうございます( *´艸`)
あ、そうかなるほどと考えたのですが、ひょっとしたら畜産では緑化手術は導入しにくいかもしれません。遺伝子組み換え大豆が好まれないのと同じような理由かもしれません。
大学の授業で地球温暖化の原因は一番は人間なんだよと聞いてその思い込みがあったので、人間が植物人間になっちゃえばいいじゃんとの発想だったのですが、人間の呼吸の二酸化炭素排出量は調べたら一割程度で、それだけでは大きな効果に繋がらなかったであろうと思われます。それよりは世界的に環境問題に対する意識が変わったことで多方面で影響があり、その中で二酸化炭素排出量が低下してきたこと、それによって地球温暖化がストップした。でもちょっとエピソードが少なすぎてその説得力がなかったかもしれませんね。
頂いたアドバイス、自分では思いつかないのですごく面白いなあと拝見しました。温暖化対策について書きたいので、何とか説得力を持たせられるようにあちこちメンテナンスしてみようと思います。
いつもありがとうございますm(__)m
温暖化による地球環境への変化って魚にも大きく影響しますよね。
そう言えばなのですが、私の大学では環境保全の意味が「人間にとってプラスになるのが環境保全・保護」という定義があるの思い出しました。自然ってどこまでを自然と呼ぶのか、という論点もあるらしいです。今の日本の森林の70~90%は人工林ですし。
作者からの返信
今日では海の生態系も変化していってますし、温暖化がストップしたところでもとに戻るというわけではなく新しい環境がそこでまた生まれるのかもしれませんね。
なるほど、環境保全って人類のための環境という意味合いがあるのですね。定義ってすごく難しい問題ですね。似たようなことで大学の授業で環境破壊という言葉はおかしいと聞きました。破壊じゃなくて、環境は変化しているだけなんだと。うまく説明できないのですが(^_^;)
『世界中で、俺達の危機が報道されているらしいが、これからどうなるんだ?』
『まず同情する。次に、自分が今日食べる昼食について考える』
『ホテル・ルワンダ』に、そんな一節があったとか。細部御寛恕。
作者からの返信
日本は緑化手術に関してがちょっと置いてけぼりの設定ですので、そういう人たちが多かったかもしれませんね。
自分たちの問題として捉えている学生が少なかったのかもしれませんが植物くんはそうではありませんでした。彼は逆に考え過ぎっちゃったかなって(>_<)