救えなかった。でももう二度とその命は戻らない。サイカを救うのは利己的でもあるのですが、そう言い切ってしまえば現実は残酷すぎるかもですね。
罪を何かであがなおうとするのは人のいつまでも変わらない思想の一つ。間違っているとは言えない。実際そうして人は科学を発展させてきたのだから。
作者からの返信
救えなかったことはサイカたちにとって大きな悔いとなって残っているようです。頑張っても報われなかった、現実は残酷で物語のなかのようには進まない。そのことを思い知らされた出来事でもあったのでしょう。
頑張ることで何とか報いようという気持ちはありますが、それがユーリくんに届くわけじゃないですよね。
それでも同じ病気に苦しむ人を救えるのならば、と研究を続けます(>_<)
普通の医療物なら「救えなかった」は亡くなったことを意味するけれど、この場合は・・・ユーリくんは植物化して、今は体中から根や葉っぱが生えて、動けない状態で生きているのかな。。。怖いかもしれません。
作者からの返信
想像してくださったとおりのことが起きるのか起きないのか……
色んな可能性がありますよね。ユーリくんはどうなってしまっているのでしょうか。
全能性はとても怖い病気です(>_<)
第二次大戦下、まだ交戦国ではなかった時分のアメリカ合衆国を描いたスパイ小説に『ベルリンの花束』なる作品がありまして。
その中で、とある登場人物の行為が、『馬から落ちた聖パウロ』と表現されていました。
プランティアはある種の聖地と考えられなくもありませんが、落馬した人々の思念も寄せてしまうのかもしれません。
作者からの返信
馬から落ちたパウロがユダヤ教からキリスト教に改宗したということを取ってそう表現されているそうですね(とネットで調べた。)
プランティアが一種の聖地のような役割を果たしていて、いろんな人々のものの考え方そのものを変えてしまう。反対を唱えていた人々をも巻き込んで大きな思念を発していく。
色々と考えさせられることがありますね。面白いお話をありがとうございます( *´艸`)
日本は宗教に関して無頓智な方が多いですが、国や地域によっては大きな論争が起こりそうですね。
明確な答えなんてでないからこそ、簡単に決着はつかなさそう。
それでもみんなには、全能性に侵された人を救うという目標に向けて、これからも全力で取り組んでいってほしいです。
研究が進めば、それだけ笑顔になる人も増えるはず。
作者からの返信
やっぱり人間がどうして存在するかということに触れることなので、宗教によって様々な反発があるかと思われます。どんなに議論しても答えの出ない問題ではありますよね(>_<)
病気に罹患した人たちのためにサイカたちの研究は続きます。情熱と信条を持って、まっすぐに突き進んで欲しいなって。
一人でも多くの人を救いたいですよね。
確かに宗教の力が他国と比べて緩い日本ではあまり問題にならないかもしれませんが、海外では大きな分断を作ってしまう議論になりそうですね。
そういうことに今まで気がつかなかったのも、僕自身が日本人だからでしょう。
それにしてもサイカたちは一度大きな失敗をして、それでも失敗を失敗で終わらせず、失敗を成功の糧にする為に集まっているんですね。今度こそ成功に繋がることを祈ります。
作者からの返信
日本人って声を上げて主張する人が少なそうですよね。一部では反発があったのかもしれませんがイツキの身の回りではほぼいなかったようです。
海外に行くとそういうのを目の当たりにするかもしれませんね。
サイカたちには大きな後悔があります。一人の少年を救えなかったという後悔が。色んな要因が重なった結果なのですが、それをずっと抱えてるようです(>_<)
>緑化手術の是非が巻き起こって
む、難しい問題が起きてる……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
>補助金をめがけて緑化手術を受ける
そういう人もいますよね。
自分たちの思惑のほうこうにむかわせるために補助金を出すほうも出すほうだし(笑)
>ユーリくんを救えなかった
おお!
早くもユーリ君について聞けそうですね!\(◎o◎)/!
作者からの返信
両方の言い分を用意しないといけないから結構な問題なのですよね苦笑💦
環境のためといえば聞こえはいいですが、実際はそれだけじゃなくて。補助金目当てで受ける人が後を絶たないから病気の問題も収まらないわけで……
ユーリくんこれから出てきます。どんな子なんでしょうね( *´艸`)