第23話 戦支度

 凶刃きょうじん襲来しゅうらいから一月ひとつき

 子祐しゆう早早そうそう自力じりきで動けるようになっていたものの、いまだに休んでいた……もとい、休まされていた。

 広常こうじょうによれば「二十日はつかのうちに死ななければ問題無い」とのことだったが、さらに二十日――年明としあけまで養生ようじょうせよ、と玉英ぎょくえいから厳命げんめいされているのだ。

 さいわい、玉英も琥珀こはく裴通はいつうも無事だった上、青陰せいいんからただちに出陣しゅつじんすべき事態じたいにもおちいってはいないらしい。寝台しんだいの上で過ごす子祐へ伝わって来たのは伝令でんれいあわただしさのみだったが、度度たびたび子祐を見舞みまう玉英、琥珀、裴通の様子からある程度はさっせた。――会話の中では、細かな情報はせられた。休め、ということだろう。

 子祐は鍛錬たんれんを終え、深くゆっくりと呼吸しながら幾度目いくどめかもわからぬ思案にふける。

――不甲斐無ふがいない。

 本来ほんらい、玉英はすで燕薊えんけいへ戻っているはずだったのだ。従者じゅうしゃあるじの予定をくるわせることなど、あってはならなかった。

 そも、あのには、もっと早く気付いてしかるべきだった。確認は出来ていないが、

――しんだけのものではなかった。

 あの瞬間、子祐が玉英からがされたのは、あくまでも琥珀が裴通を連れて離れたためである。

 いくら燕薊ほどには警備けいびの行き届かぬ青陰といえども、襲撃に適した状況を整えるのは容易よういではない。

 すなわち、幾重いくえにもめぐらされたさくの一つに偶偶たまたま合致がっちしたからこそのだ。……とすれば、青陰各所に刺客しかくの罠があったやもしれず、琥珀がす前に、いや、津へ向かうまでの間にも、子祐はを見ていたはずなのだ。

 一般に可能かどうか、ではない。玉英の剣にして盾。そう自他共じたともに認める子祐であれば、

 口の中へ広がる苦味にがみ澹澹たんたんれ、のために鍛錬を再開した。



 趙敞ちょうしょうのことは、とがめなかった。

 一行いっこうの中には疑念ぎねんいだく者も居たが、玉英ぎょくえいには『違う』とわかっていた。

麒麟きりん】でたから、というだけではない。趙敞には、動機どうきが無いのだ。

 青陰のおさたる趙敞ならばくわだてることは可能だったが、わざわざ玉英をがいしたところで待遇たいぐうは望めない。

 現在の周華しゅうかおいて与えられる地位は、より上位の大都市の長か、燕薊えんけいの長にして『三つ子半島』代官だいかん、もしくは京洛けいらく簒奪者さんだつしゃ麒角きかく側近そっきんといったところだが、麒角にとって『三つ子半島』は子飼こがいの猛将もうしょう董蕃とうばんですらした地……ということになる。

 その董蕃幕下ばくかから玉英陣営じんえいへ一度下った趙敞は、仮令たとえ言葉の上でどのようにやくしたとしても、実際に重用ちょうようされることは無い。麒角は、そうした点で執拗しつような男だ。

――趙敞は、その程度のことがわからぬ者ではない。

 むしろ、老熟ろうじゅくした才を存分ぞんぶんるえる日日ひびを明らかにたのしんで居た。

 ゆえに玉英は寸毫すんごうたりとも趙敞をうたがわず、その信へ応えるように、趙敞は益益ますます激務げきむはげんでいた。


 昼ながらも薄暗うすぐらくもった青陰。

 その内城ないじょう執務室しつむしつ

 子祐にわって衛護えいごの任にある袁泥えんでいが立つ、玉英の左の壁際かべぎわ以外は、各地からの報告、想定される戦場近辺の地勢ちせい兵站へいたん計画、彼我ひがの戦力想定、その他様様さまざまなことがしるされた竹簡ちくかん木簡もっかんが、部屋中山積やまづみとなっている。

 玉英と琥珀の目の前にある机もほぼ同様だったが、かろうじて机の向こう側、椅子いす趙敞の顔が見える程度にけてあった。

「やはり麗羅れいら半島からは帰り着けぬか」

 伝令の話である。

「ハッ、遼南りょうなん地方東端の番丹ばんたん、あるいは鎮戎公ちんじゅうこう領域の恵陽けいよう並びに東定とうてい等が限度となりましょう」

 先日襲撃を受けたあと即座そくざに各地へ伝令をはなったものの、各地との距離が距離……それもどこかしらでふねを用いる必要がある以上、海や河川がこおくこの季節、通行自在じざいとはいかなかったのだ。

「とはもうせ、殿下でんか辿たどくところまではおそらく……」

「ああ、そう願おう」

 特に屈強くっきょうな者を選び、相当な無理を重ねさせてのことではあるが……もし順調に進んでいれば、例えば百漁ひゃくりょうへは二日前に伝令が到着しているはずである。更に数日さかのぼれば、那耶なや弁津べんしん馬津ばしんといった麗羅半島各都市へも同様だ。

 先に趙敞が触れたように、番丹へ向かった伝令は八日前に戻って来たため、他の者達についても遼南を経由して早馬はやうまり、前月のうちに番丹を通過したところまではわかっている。遼南東部の山脈を越えられた……ということだが、海を挟んで千里(約四百キロメートル)以上も遠方のことである。その雪にはばまれていたとしても知るすべは無かった。

「各地への伝達が成功している場合、していない場合、いずれの想定も組み込んで御座います」

 趙敞が頭を下げる。――玉英の手元にあるうちの十数巻は、趙敞が持ってきたものだ。しかも概略がいりゃくのみでこの量である。

 玉英は笑いけつつうなずいて、

「感謝する。……そなたも適宜てきぎ休め。先は長いぞ」

 あの刺客が玉英の所在を麒角側へ伝えたならば、いつ攻められてもおかしくはない。

 春、というのが大方おおかたの予想だが、、可能な限りの兵力と武具、兵糧ひょうろう等を集め、備えようとしている。それ故の伝令であり、計画であり、多忙たぼうだった。――もう一年以上は、つもりだったのだ。

「ハッ、有難ありがたき幸せ」

 一層いっそう深く頭を下げた趙敞を改めてねぎらい、一旦いったん下がるよう告げた。

 青山せいざん近辺での総指揮を任せている、波舵はだからの使者が来ている。



 報告は簡潔かんけつだった。

 一言ひとことまとめれば「何の動きも無い」だ。

 いっそ「魯昌ろしょう宋簫そうしょうからと思われる斥候せっこうの動きが盛んだ」とでも言われた方がはるかに。――魯昌は青山の西、竜河りゅうが支流のほとりにある大都市、宋簫はその南方、傳水でんすい沿いにある大都市である。双方竜爪族りゅうそうぞく領域と近いため、兵も多い。最短で攻めて来るとすれば、まずはこの二都市からだった。

 無論むろん攻められたいわけではないが、あるべき反応が無い……というのは恐ろしいことだった。想定からしてあやまっている危険がある。

「まだ着いておらぬのやもしれんのう?」

 使者は既に下がらせており、執務室に残っているのは玉英と琥珀、袁泥のみ。

「それは……」

 無いはずだ、と続けようとしたが……とすればどうか。

 刺客の足取りはつかめていないのだ。

「……可能性は、ある」

「じゃろう? めても良いのじゃぞ」

 琥珀は口角こうかくを上げ、さそうような流し目を見せる。

 玉英は「後でね」と口の動きだけで伝えて微笑み、机上きじょうの地図へ向かって今一度いまいちど考え始めた。

 何が、あり得るのか。――何があり得ないと、思い込んでいるのか。

 右腿みぎももへ触れてくる琥珀のの温かさだけが、確かだった。



 、冬と春が去り、夏に至った。

 一部の作物に関しては、収穫しゅうかくの季節である。

「子祐、貴様、一段と腕を上げたな」

 恒例こうれいの早朝鍛錬で――参加者が徐徐じょじょに増えており、なかなかの場所を要する――自然と出た言葉だ。

 子祐は年明けに復帰して以来、かつてよりも数段厳しい鍛錬を重ねている。

 加えて、春先に燕薊へ戻ってからは、光扇こうせんが用意していた鬼族最精鋭さいせいえい一千――玉英の護衛隊ごえいたいたる『無銘むめい』を仕上しあげるべく、指南しなんにも力が入っていた。……が、最も成長していたのは、どうやら子祐自身だったようだ。

「有難き御言葉おことば

 子祐が頭を下げる。

「しかし、不足か」

御意ぎょい

 勿論もちろん、言葉が、ではない。武の研鑽けんさんが、である。

 玉英とはまるで異なる水準ながら……いな、だからこそ、武のいただきとの距離を感じているのだろう。

 西王母せいおうぼ絶技ぜつぎを、より位置で体験しているのだ。――『神』は本来比べるべき相手ではないが、子祐にとってはことなるのかもしれない。

「その調子で、私のことも引き上げてくれ」

「ハッ!」

 いざという瞬間、子祐へ頼り切りにならぬよう、今のうちに頼っておく。

 天運てんうんを、引き寄せるために。

 致命ちめいの無理を、させぬために。



『三つ子半島』情勢じょうせいは、いぶかしむ程に動いていなかった。

 子祐の意見を考え合わせれば、あの刺客は少なくとも青陰が玉英の勢力圏であることを知った上で潜伏せんぷくしていた、と仮定することになるが、その場合――手段はかく――もっと早くから何処いずこかへ送られていた可能性がある。

 にもかかわらずの……刺客を放った者は、かもしれないのだ。

 あるいは、あの男の性格上ありべきこととして、単に「『標的の死』以外の報告は刺客の任ではない」と考えている可能性もあった。

 この場合、あの男の行動からは背景を何一つ読み取れない上、情勢を訝しむ意味も無くなる。――まるところ、こちらが勝手に空回からまわりしていただけ、ということになるのだ。

 表現は滑稽こっけいなようだが、兵を集め、各地へ駐屯ちゅうとんさせるだけでも、兵となる民とその家族、そして兵糧ひょうろうの負担は大きい。もとより余裕の無い玉英陣営からすれば、のちのことにつかえかねない程だ。

 結論、上越じょうえつ一家を始めとした間諜かんちょうの報告を何重にもて、遠方からの兵の大半は帰してあった。

 玉英の本来の狙いは、およそ一年後の、速攻にあるのだ。


 周華には、中原ちゅうげん、とされる地域がある。

 狭義きょうぎでは京洛周辺地域を指し、広義こうぎでは竜河中下流域の平野部と河東かとうと呼ばれる高原山岳地帯の一部までをも含む。

 この『河東』のような広域呼称に入る『河』は基本的に竜河のことである。

 竜河は、鎮戎公領域から鬼族領域にまたがって南下した後、西から流れ来る釣水ちょうすいと合流して東へと転じ、京洛並びに京洛東方の大都市――滎鄭けいていを南にながめつつしばらくいったところで北東へ向かい、最終的には劫海ごうかいへと注ぐ。

 竜河の流れに沿う形で、鬼族領域において南下している区間の西側を河西かせい、東側を河東、東へ転じてからの北側を河北かほく、南側を河南かなんと――大雑把おおざっぱに――呼ぶ。河東と河北のさかいについては、北の太西たいせいから続く高原山岳地帯が河東であり、河東の側に広がる平野部が河……とされる。

 これを地図上で簡略に表現するならば、左辺と下辺を竜河とする正方形をより小さな正方形へ四等分し、左上が太西、左下が河東、右下が河北、右上が太東と太北たいほく――西寿せいじゅ寿原じゅげんから燕薊近辺の平野部――である。

 より細かく言えば、河北の最西端が河東の南ないし南東、まで竜河に沿って切り込むような形で広がっている。


 よって、河北の最端のすぐ北側、太水河口付近にある燕薊から軍を発するならば、太水をわたり、河北を南西方向へ駆け抜けて竜河を渡渉すれば京洛は目前、ということになる。

 玉英の狙いは、これだ。

 ただし、一筋縄ひとすじなわではいかない。



 燕薊内城、夜の寝室。

 玉英は琥珀の左へ寝転がり、既に可愛らしい寝息を立てている琥珀の柔らかな白い耳を右手の二本の指でゆっくりとでながら、もはやおぼえ切ってしまった想定を繰り返す。


 河北は竜河と太水に挟まれている上、中央を章水しょうすい牙水がすいが貫いており、極めて豊かな土地をほこる。

 必然たみも多く、数多あまたの小都市、いくつもの中都市、そして河北の東西それぞれの中心となっている二つの大都市、

――臨斉りんせい甘鄲かんたん

ようする。


 の臨斉は燕薊から南西、舟と鬼族一般歩兵の足で合計ほぼ五日、騎兵で三日前後。

 西の甘鄲は西南西へ同様に十五日から十六日、騎兵で七日前後……最も速い突雨軍でも五日半。

 太水などの渡渉に掛かるときは兵力によるが、最低限動ける規模で考えるならば、おおむねこの程度だ。


 いずれの都市も徴兵ちょうへいすれば十万超の軍を備え得る――無理をすれば倍増する――重要拠点である。十全じゅうぜんに守られれば、おとすための兵力ととき

 とは言え、警戒すべき勢力とじかに接していない両都市の場合、常備じょうび兵は各二万から三万程度に過ぎないはずであり、『十全』とは言い難い。――この点が、熊族領域と接する『三つ子半島』北部や、竜爪族領域と接する青東半島との大きな相違そういである。

 また、両都市を陥せさえすれば、他の中小都市はなびくはずでもあった。――ちからを見せ付けられてもなお悪政あくせいを積極的に擁護ようごする者はそうは居ないだろう。

 畢竟ひっきょう、臨斉と甘鄲で存分ぞんぶんには徴兵を行わせずことこそが速攻の要件である。


 両都市を比べれば、

――臨斉はまだしも攻めやすい。

と思われた。

 燕薊や青淄せいしから近く、兵のみならず輜重隊しちょうたい迅速じんそくに送り込める。道中に警戒すべき都市も無い。相手方あいてがたの伝令を捕捉ほそく出来るよう、騎兵を背後へまわすことも――臨斉だけならば――容易だ。しかし、

――甘鄲は、

 距離も無論重要だが、それ以上に、警戒を要する都市が複数あること、そして中原のが問題だ。


 距離は、兵站へいたんの負担に直結する。

 最も単純なところでは、遠くなればなるほど輜重隊自身のでの兵糧消費が多くなり、いずれは運ぶ量を消費する量が上回る――わば兵站限界にぶち当たる。

 されど今回、この観点での問題は無かった。甘鄲の北、太水北岸に冀津きしんという拠点があり、輜重隊の起点とすることが出来るためだ。元は太水沿いの監視任務にともな雲観うんかんの主導で拡張かくちょうしたものだが、輜重隊の足でも七日前後で甘鄲へ届く絶好の位置となっていた。結果的に、輜重隊警護の負担も軽減される。


 対して、

――牟郭むかく

 臨斉の西、河北をおおむつらぬく章水の畔にある河北東部の第二都市。

――葛原かつげん

 甘鄲の南東、章水と竜河の間に位置する河北西部の第二都市。

――鄴安ぎょうあん

 甘鄲の南西、章水から水を引いて発展して来ている河北西部の第三都市。

といった、常備兵で一万数千、徴兵すれば五万から六万は出せるだろう中都市が複数あり、甘鄲を囲うだけで済まないことは大きな問題だった。

 各都市の士気しきはさほど高くなかろうが、

――無視出来る位置と兵力ではない。

 これらの都市に対しても、やはり早早に囲う必要があった。何より、

――力攻ちからぜめはしたくない。

 いずれの都市であれ、玉英にとっては自らの民が暮らす地である。互いの犠牲ぎせいを大きくすることはけたかった。


 関連して、の問題とは、情報を遮断しゃだんすることの難しさについてである。

 勢力全体の兵力ではくらぶべくもない玉英陣営にとっては、単に囲うだけでなく、他の都市や地域へ状況を知らせる相手方の伝令を防ぐことが重要となる。――仮に京洛を始めとする河南各都市にされてしまえば、僥倖ぎょうこうのようにして麒角の首を取れない限り、あまりにも大きな犠牲を出した末に負けることとなるだろう。

 旧燕薊軍との戦では、突雨にない、完遂かんすいしてくれたことだが、

――広過ぎる。

 ひたすら平野の広がる中原で――既に囲んでいる都市以外に対して――情報を遮断することはほぼ不可能に近い。のがせいぜい、と思われた。

 突雨ひきいる熊族騎馬隊ならば……とも思うが、河北全域へ散るには兵力が足りない。臨斉だけならば、というのはそういうことだ。

 特に、葛原の位置はこの点でも重要となっている。

 都市の防備という点ではそこまで優位性はないが、交通の要衝ようしょうとなっており、即ち情報の要衝でもある。

 甘鄲や鄴安を囲いつつ葛原までことは、必要でありながら難しい。


――やはり、はやさが足りない。

 りもなおさず、兵力、騎馬、兵糧、その他諸諸もろもろが足りない、ということでもある。

 あらゆる面で充足じゅうそくしていれば、全ての都市を一挙いっきょかこってしまえばそれで済むのだ。――現実には、不可能だが。

――あと二手、いや、せめてあと一手欲しい。

『三つ子半島』の多くの都市と同様、玉英の立場を明かすことで下ってくれる都市もあるかもしれないが、がく家の影響力が大きいわけではない。京洛でも王家直轄地ちょっかつちでもない場所で、

――どれだけの者が耳をかたむけてくれるのか。

 そう意識したためか否か、琥珀の寝息がやけに心地良ここちよひびく。

――京洛攻めの際後背地こうはいちとなる河東は……雲理うんり雲鍾うんしょうに任せれば良いが……

――そこへいたるまでの……もう一手…………が…………

 深更である。

 玉英も、眠りにいた。



 秋。

 飛び込んで来た知らせは、もし本当ならば喜ぶべきものだった。しかし、警戒がまさる。

 玉英への、寝返ねがえりの打診だしんである。

 もたらしたのは、上越の手の者。

 玉英の正体は明かさぬまま、『中央へ背く者』が居た場合のの動向を探り、あわよくば取り込む……といった諜報ちょうほうを、つとめて慎重しんちょう来た壮年そうねんの男だ。その手腕しゅわんには一定の信を置けた。

 が、男の伝えた相手の口上こうじょうは、

「殿下におつかいたします」

だったのだ。

 それも、いまだに玉英を悩ませていたからである。

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鬼種百合譚~周華国戦記~ 源なゆた @minamotonayuta

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