この作者様にしか出せない、綺麗な空気感に触れてほしい

思春期の澄んだ汚れのない時。
きっと経験したことで、その人の世界は金色にも輝くし、灰色のようにも色褪せていくのだろう。

そして本作の主人公は、恋を知ることで透明だった世界に淡い恋の色を知っていく。

ひょんなことで共通の話題を知り、会話を重ね……そして世界はもっと色付いていくのだろうと予感させる、とても素敵な物語です。

カクヨムコンの短編に出品ということで、この1話で終わってしまうのか、それとも続くのか……。

私は出来れば続きを読んでみたいです。
この恋の続きを是非、見届けたいです。