ラノベ大好きな主人公、海璃は高校一年生の男子。
幼馴染のナズナは、誰もが振り向く美少女。そんな彼女は恋に恋しているところもあり、彼氏と別れただのなんだのと愚痴や相談を海璃にしてくる。
一方、海璃もナズナに恋愛相談をしているかというとそうではない。
彼は小学6年生のときに手痛い失恋をしており、それ以降「現実の恋愛はもういい」とラノベを読みふけっている。
そんな「恋愛、ちょっともう結構です」な海璃のまわりには。
なぜか美少女が集まってきて……。
というお話です。
この物語。
なにがいいって、ヒロインのナズナがいい。
もう最高にキュート。しかも気風もいい。
海璃の失恋に深くかかわる女が再登場してくる回(第12、13回)があるんですが、もう章タイトルにあるとおり、ナズナの会心の一撃が気持ちいい! よっしゃ、よくやったナズナ! とハイタッチをしに行きたい気分で読みました。
ナズナだけではなく、ほかにも海璃のストーカー気質な妹、毬衣やステルス機能搭載の同級生シキノなど美少女目白押し。
コメディありのハーレム物をお探しの方はぜひどうぞ!
私、実はハーレムモノって無条件にモテる主人公があまり好きでないので、あまり好んでは見ないのですが……
こちらの作品はとても可愛い。
え? 何が可愛いって、まずヒロインのナズナちゃんが可愛いんです!
ちょっとズレた感じはあるけれど、主人公のとの会話のテンポがとても心地よい。
あぁ、こんな幼馴染がいたら、人生変わっていただろうなと思わせてくれます。
ただね、この小説……美少女が他にも出てくるんですよ! 妹とかも可愛いし、主人公にトラウマを植え付けた初恋の女の子とか……どうなる、主人公! どのルートを辿るんだ⁉︎
恋愛ゲームのように、全ヒロインのエンドを作ってもらいたくなりますw