解体された日本政府は、「日ノ本」と改められて、各都道府県は自主独立を主体とする政治体制に移行した。
舞台は、日ノ本で行きたくない領地10年連続ナンバー1・茨の城。
かの領地を盛り上げるために立ち上がったのは、茨の城の姫・カミーネ。
しかし、通る企画は内向きのものばかりで、領地を盛り上げる企画は通らないのが現状……。
作風は、一見コメディちっくながらも、企画が通らない理由やそれに対する学園生徒の意見など、リアルな事情も反映されています。
それを乗り越えるために内省して、考えを改め、みんなの幸福のためにカミーネな動きます。
生身の弱さをさらけ出し、誰かの手を借りて、成すべきと思ったことを成す。
これは、勇気を以てして現状を変えようとする人の物語です。