ヤンデレ激重感情と主人公の英雄的行動とすれ違い。

作者の他の作品も好きだったが、同じくこれも主人公の覚悟が決まっていて、ヤンデレ達の拗らせ具合が良い。
鈍感系ハーレム主人公を題材にした作品は多く有るけど、この作品は主人公がヒロイック行き過ぎて、狂人に踏み込んで、ヒロイン達が愛情溢れすぎて、まごうことなく狂人。
主人公自身は現状無力だけど、覚悟とヤンデレを惹きつける力だけで成り上がり、徐々に力もつけていく成長も見逃せない。
過去作みてもヒロインみんなにチョロいと思わせないような、理由づけの描写もされていくことでしょう。残りの勇者や、後輩についても色々激重感情吐露してくれる事間違い無し。