何気なしに眺めたらレヴィ=ストロースの名前が挙げられており、思わず読了してしまった。レビューで『ルックバック』に対する構造主義的アプローチと論旨を問うことは不毛だろう。私たちが身を置く界隈でふと感じる薄寒さを簡潔かつ的確に示された事に、ただただ賞賛を送りたい。この作品が目に止まったら是非読んで欲しい。きっとあなたの感性を豊かにしてくれるだろう。あと作者の他の作品も是非読んで欲しい。面白いよ。