みんなと違うって 悪いこと…？

第1話

周りと同じ事が出来ないと　『馬鹿だ』と言われる

周りと同じ行動がとれないと　『変な人だ』と言われる

ルールや決まりが守れないと　『おかしい人だ』と言われる

それは集団行動において　『当たり前』で『普通』の事

それが出来ない人は　『ダメな奴』だと嗤われる

集団行動が苦手な人は　訓練や練習を繰り返して　慣れる必要があるけれど

だから『自分はダメな人間なんだ』と　自分を責めないで欲しい

誰にでも『苦手な事』や『出来ない事』はあるし　

時には『失敗する事』や『間違う時』もある

間違えたなら『すみませんでした』と素直に謝って　

『次は気を付けます』と繰り返さないようにするだけで良い

頑張っても出来ないものは　仕方ないと思って

『自分の好きな事』『得意な事』を伸ばしてみると良いと思う

周りと『同じ事』が出来なくても　『誰かの苦手』が『アナタの得意』かも知れない

『周りが出来ない事』が『アナタには出来る』かも知れない

好きな事だけを　一生懸命頑張っていれば　それがいつか　

アナタの『未来』をつくる

もしかしたら　集団の中にいなくても　生きて行けるようになるかも知れない

『普通』や『常識』は　実は人それぞれで　『綺麗』も『汚い』も

『正しい』も『悪い』もそれぞれ違う

相手の『普通』が自分と違った時　

人は『普通こうでしょう？』『常識でしょ？』と言ってしまう　

自分の『普通』を無意識に押し付けてしまう

『自分の普通』をしっかり持ちながら　『相手の普通』も尊重する事が出来たなら

『それはおかしい』って否定しないで　

『そういう考え方もある』『そういうのも素敵だね』

『でもこういうやり方もあるんだよ』と　

お互いにそっと寄り添うようになれたなら

きっともう少しは　私も皆も　生きやすくなる気がする…　

『みんなと違う』『個性的』は　問題児？　変な人？

自分と違い過ぎる人を見たら　誰でもびっくりするよね…

でも否定しないで　拒絶しないで　悪者にしないで

『みんなと違う事』は　悪い事じゃない　

この世に『全く同じ人』なんて　ひとりもいないから

アナタも私も　この世にたったひとりしかいない

自分を尊重して欲しいなら　自分も相手を尊重してあげて