エドワードに対する過去の侍女長、そしてアントニーに対する今のコリー。双方の対比がそれとなく際立つお話でしたね。
こればかりは、どちらが正解という事もないですよね。十人十色、全く同じ人間なんて存在しない以上、自ら考えさせる手法と寄り添う考えの、どちらがどう良い成長に繋がるかなんて、到底分からないものですから。
結果だけ見れば、エドワードが真っ直ぐ育まれているとは言い難いのかもしれませんけど、それだって一概に侍女長の責任でもありませんしね。
実は難しいテーマがさらりと落とし込まれていて、ちょっと考えさせられるお話でした。
作者からの返信
待居 折様
読んで下さってありがとうございます。
そうなのです、どちらが正しいということではないのですよね。
エドワードは現在少し“良くない”方向へ向いているように見えますが、アントニーが同じ年齢になってどうなっているかは分からないわけです。しかも現代人から見て許せない行為でも、使用人を罰するのは、この世界では許されている行為ですから(気持ちの問題は別として)。
…と、ちょっぴり悩ましい問題を絡めました。子育てしていると、事の大小はあれど似たようなことはたくさん考えてしまうのでした(^_^;)
コメントを頂けて嬉しいです。
ありがとうございました!
「自分で考えろ」と、次期当主として必要な判断力、思考力を培わせるために諭してきた侍女長、寄り添って一緒に考えて、その結果をまずは受け入れるというコリーさん、どっちが正しいとも間違っているとも言えないのが難しいところですよね。それが相手に合っていることもあれば合わないこともあるし……。
それでもエドワードさんは、まっすぐにあろうとする心意気がありそうなので、そこは見守る余地があるなあと思います。
作者からの返信
イオリ様
読んで下さってありがとうございます。
侍女長とコリー、どちらも仕える主人を思っての行動であることに変わりはなく、どちらが正しいということでもないのですよね。仰る通り、相手との相性もあると思います。
エドワードは元々真面目な少年で、今は思春期。まだまだこれから変わっていけるのだと思います。優しく見て下さり、ありがとうございます。
コメントを頂けて嬉しいです。
そしてレビューも頂き、感謝です!フェルメールの絵画を想像なんて…感激……(TT)
これからも彼等の日常をお見守り頂ければ幸いです。
ありがとうございました!
こんにちは。
侍女長さん、渋いですねぇ。
エドワードさんには良く、自分で考えてほしいですね(◍•ᴗ•◍)
侍女長さんの気持ちが彼に伝わりますように。
作者からの返信
加須 千花様
こんばんは。
読んで下さってありがとうございます。
侍女長、渋いですか!
領主館の女使用人TOP3の内の一人です!(因みに残りはハンナとルイサ)。
エドワード、これからもっと成長してくれると良いです。彼を信じて見守っている人はたくさんいますものね…。
コメントを頂けて嬉しいです。
ありがとうございました!