異世界電線張ったら世界のインフラ整えて王族入り、そしてハーレム形成…という夢をみた。~まあそうなるんですけどね!~

詩川

漆黒の世界、照らす俺。

 ・棒を建てる

 ・線を引く

 俺はひょんなことから異世界に転生してきた34歳のおっさん。見てわかるように今近隣の村、「ジャクショウ村」まで電線を引っ張っている。

 しかし、俺は電線についての知識は一切無い。なぜなら「電気工事士」の資格を持っていないからだ。しかしこの世界では許される、なぜなら異世界だから。

 まあ棒建ててればなんとかなるだろ、異世界だし。

 この闇に包まれた世界に明かりを灯してやるぜ!!

 俺は賢いから通電の確認もしながら線を引っ張っている、電柱一つに電灯を付けながら作業している。

 ちなみにどこから電気が供給されているかというと…


「チッ電灯ちらついててうぜーな、あいつサボってんな」


 供給元である洞窟の中へ入る、中には巨大な鉄柱が建っておりそこにはサンダードラゴンが縛り付けられている。


「おらぁっ!サボってんじゃねーぞ、ちゃんとビリビリしろや!」


「へ、へいぃ…」ションボリ


 こいつは数時間前、上空を飛んでいたから撃ち落として鉄柱に縛り付けた。翼はもいだのでもう飛べない、安心だ。


「てめぇがサボると俺のハーレム計画に支障が出るだろうがッッッッ!」


「ほ、ほいぃ…」ビリビリ


 ジャクショウ村まではもう少しだ、村全体を照らせば村娘からモテるわ、王国から声かかるわ、王族入りするわでウハウハよ


 俺の冒険は始まったばかりだ!!


 てな感じです。

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異世界電線張ったら世界のインフラ整えて王族入り、そしてハーレム形成…という夢をみた。~まあそうなるんですけどね!~ 詩川 @nin1732

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