すごいカッコ良かったです
作者からの返信
ありがとうございます!
アートとスパイ物って相性が良さそうですね!
驚きの展開でしたが、こういう事が現実にあったのかもとロマンを感じます。たとえ言葉はバラバラでも、芸術を愛する者同士、心は通じ合うのかもしれませんね!
作者からの返信
アートというと、泥棒が盗む……みたいなところが、スパイものとの相性の良さの原因かもしれません^^;
芸術や文化がテーマだと、ストーリーに「うねり」ができないかもしれないなぁと思って書いてましたが(笑)、いただいたコメントを拝見すると、なんとか「うねり」ができていたみたいで、よかったです^^;
おっしゃるとおり、言葉というものは大事ですけど、芸術というものは、それとはちがった意味で、人と人を繋げたり、伝えたりすることができるかもしれません^^;
ありがとうございました!
編集済
まさかカクヨムコンテストで、モネの、しかもジヴェルニーと積み藁が登場するお話が読めるとは……。
先月の頭、国立西洋美術館のモネ展に足を運んだばかりで、これは! と、タイトルを目にした瞬間、飛びかからんばかりにフォローをさせていただきましたが……、大正解でした。モネと松方幸次郎のやり取りも、最後のまさかの展開も、とても面白かったです!
ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
アートのからむお話が好きなもので、それで書いてみたお話です。
書いたのはかなり前なんですけど、カクヨムコンテストが開催されるので、今になって投稿しました。
そうしたら、西洋美術館でモネ展をやっていると知り、びっくりしました。
松方幸次郎、実際はすぐにモネと意気投合して画を譲ってもらったようですが、それだとお話として盛り上がらないので、ちょっとブリューゲルもからませて、こういうお話にしてみました。
ミステリ風味にしてしまったので、どうかなと思いましたが、いただいた感想を拝見しますと、うまくいったみたいで、何よりです。
こちらこそ、ありがとうございました。
編集済
四谷軒様、お久しぶりです。
眼の調子はまだまだですが、カクヨムに久々に来ています。
久々の拙作もお読みいただきありがとうございました。
このお話、言葉を乱した神を言葉を使わず乗り越えた姿勢に感銘を受けた画家を、四谷軒様が言葉を使って描いているという構造に、舌を巻きました。
言葉、文章、表現。
誰もが使うものですが、人によって千差万別で、その人ごとに違いがあります。
四谷軒様の使う言葉は、更に簡潔に情景、心情を表わすものになっているのが凄いです。
ということで楽しませていただきました。
有難うございます。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
お体の調子がまだまだということ、お大事にしていただければと思います。
御作、読ませていただきました。
コメントは負担になりそうなので、控えさせていただきました。
恐縮です。
さて、拙作についてですが、「バベルの塔」という挿話について、どんな意味があるのだろうと考えたことがありまして……。
言葉が乱れて分かれていったというけど、元々言葉はたくさんあったんじゃないか……というのがキッカケです。
じゃあそれを絵にして描くということは……と、どんどんネタが膨らんでいった次第です。
それを小説というかたちで述べているところが、たしかに構造上、メタな存在の作者も言葉を使っているじゃないか……ということになりますね^^;
その作者の私はあまり計算せず、けっこう本能で書いているところがありますので、その言葉をお褒めいただくと、なんというか面映ゆいものがあります^^;
お楽しみいただけたようで何よりです。
こちらこそ、ありがとうございました!
2010年に国立西洋美術館開館50周年記念事業で所蔵水彩・素描展―松方コレクションとその後Modern Drawings from the National Museum of Western Art Selections from the Matsukata Collection and Post-1959 Acquisitions の展覧会を見に行って、本も持ってます。
松方幸次郎の偉業はまさに大正ロマンですよね。モネと交友関係を築けるなんて、とても素晴らしいですが、名画はその後数奇な運命を辿るのですよね。
国立西洋美術館の誕生秘話を思い起こさせてくれる物語をありがとうございました。
作者からの返信
松方コレクションのそういう展覧会がやっていたんですね。
それは知りませんでした。
図録も持っているとは、実にうらやましいです。
コロナ以前はよく美術館めぐりしていたんですが、また行きたくなりました。
松方幸次郎、元勲の息子に生まれて企業家となり、その財を活かして美術品を集めて美術館を作る……たしかに大正ロマンだと思います。
史実の幸次郎はモネと出会って、拙作のような謎かけも無く、飲み友達になっています。
モネの自分用の絵も、「お前はそんなに私の絵が好きか」と言われて、贈られています。
そういう話も面白いのですが、コルビュジェも出して、のちに西洋美術館建設につながったという物語を書きたかったので、こういう謎解き物語になりました。
お楽しみいただけたようで何よりです。
こちらこそ、ありがとうございました!
本作の『言葉』というキーワードが印象に残りました。後の時代、作中に出てきたUボートにも関わりのある暗号機エニグマや、その解読をした英国諜報部とアラン・チューリングの活動もまた『言葉』に関わる物語になるわけで。
今回も四谷軒さんの紡いだ『言葉』に楽しませていただきました。ありがとうございますm(_ _)m
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
そうですね、「言葉」をめぐるお話でした。
絵画だからこそ「言葉」でできないことを描くことができる、というテーマなのですが、逆に言うと「言葉」の大事さを強調しているお話になったのかも、と思います。
エニグマ、英国諜報部、アラン・チューリング……ああいうスパイのお話、面白いですよね。
あの辺への憧れも、拙作に込めてみました^^;
拙作の「言葉」をお楽しみいただけたようで何よりです♪
ありがとうございました!
なんかあるな〜と思ったらスパイ!
しかしチェスト!で撃退とはさすが幸次郎さんです。
導き出された答えも、モネとのやりとりもすごく良かったです。
「言葉を越える話をしたのに、言葉にできない思いを言葉にする」
そのあと、今日は描くのをやめた!飲もうと言うモネさん、いいなぁ。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
この時代のヨーロッパといったらスパイでしょう、という偏見で書きました(笑)
まあでも幸次郎さんも志士の息子なんで、あっさり一蹴です。
バベルの塔について考えたことがあって、そこから何か物語ができないかなぁと思って書いたお話です。
一方で松方幸次郎とモネが好きなので、その辺にからませました。
絵画って、言葉では表せないものを描くのが、ひとつの目的でしょうから、この二人にふさわしいと思いまして。
ちなみにモネは飲兵衛なので(史実)、友人となったあとの幸次郎が来るたびに、すぐ飲もう飲もうと言っていたそうです(笑)
その辺からの、今日は描くのや~めた、です^^;
ありがとうございました。
「凄いモノを見れば、生きる糧になる」
まさにこの作品です。短編でも圧倒的な読後感でした。それに何より、「作中の人物が実は歴史上の有名人物だった!」的な展開が三度の飯よりも好きな自分にとっては、最後の段落は絶叫して歓喜するレベルです。先ほどその興奮状態のままレビューを書いてしまいました。
次回作も楽しみにしています。
作者からの返信
映画や漫画、小説など、いいものを見れば、生きる力になると思います。
拙作はそのあたりを目指す者たちを描いてみました。
拙作もその「いいもの」と思っていただき、嬉しい限りです。
「あの人ホントは……」というネタは結構好きなので、たまにそういう話を書いてます(笑)
今回はコルビュジェという、知る人ぞ知るお方なので、どうなのかなと思ってましたが、そこまで喜んでいただき、作者冥利に尽きます。
また、レビューありがとうございます。
西洋美術館、好きなんです。
よくここまで芸術品を集めてくれたなぁと思いますし、ああいう建物もよく作ってくれたなぁとも思います。
今回はその辺の憧れというか恩返しの意味も込めて書きました。
実は私も「松方コレクション」って何ぞ、と思ってました(笑)
でも調べてみると面白い人で、モネともマブダチって凄いなと感じ、彼とモネ、ええいコルビュジェも出しちゃえ、と勢いで書いたのが拙作です^^;
私も西洋美術館に行きたいです。
ちょうど今、モネの特集をやっているみたいですし^^;
ありがとうございました!
拝読致しました。
コルビュジェさん、まさかのスパイ枠でアクション担当!?Σ(O_O;)
そこで国立西洋美術館にリンクさせるとは、なるほどでした(^^)
絵画であれ、建築であれ、心を動かす芸術を通して異なる言葉を持つ人々たちの間で感動を共有できる。
そんなクリエイターとコレクターと、そしてアートを巡る物語。
面白かったです!(^^)
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
シャルルさんのモネ邸で名乗った名乗り、あれはコルビュジェの本名だったりします。
で、コルビュジェというのは筆名のようです。
そこから、スパイだったという妄想が広がりまして……^^;
松方幸次郎を出すので、西洋美術館のネタは出したかったので、建築家のシャルルに一肌脱いでもらいました(笑)
建築家も芸術家なので、幸次郎やモネのあり方に影響を受け、それが西洋美術館につながっていく……そういう物語を目指したかったので。
こういうアートがからむお話も、けっこう好きなもので、楽しんで書きました。
たけざぶろうさんにもお楽しみいただけたようで、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
なんと、時代ですかね。モネとスパイとか、U-ボートとか、その関係に物語をもっていかれるとは、さすがです。
完結、お疲れ様でした。とても面白かったです。
作者からの返信
お星さま、ありがとうございます。
第一次世界大戦のヨーロッパなので、スパイやUボートは有りかな、と思って書きました。
松方幸次郎がUボートの謎を探っているという話は、当時、ホントにささやかれていたみたいです。
その辺を横軸にして、一方で、縦軸としてモネとの関係を描いてみました。
お楽しみいただけたようで、何よりです。
ありがとうございました。
最後まで堪能させていただきました!
シャルルとこんな結末が待っていたとは。そして、「言葉が乱れて」の掛け合いも素敵でした。運命の糸、結んでほつれて紡がれて、回り回って松方幸次郎の野望の糧となるなんて素敵です。
こういう時の流れの偶然性と必然性を描けるのも、歴史を舞台にした作品の良いところかもしれませんね。
たっぷり楽しませていただきました。
ありがとうございました!
作者からの返信
西洋美術館誕生秘史、みたいな裏テーマを設定しておりまして……。
また、松方幸次郎がモネと禅問答して絵をゲット……だけだと、ちと寂しいと思ったのです^^;
そんなわけでシャルルに出演していただきました。
「言葉が乱れて」、まさにそのとおりです。
こういう掛け合いこそ、フランスというか、ミステリというか、「らしさ」があるなぁ、と思いまして。
松方幸次郎、モネ、そしてシャルルという、美にとりつかれた人たちを、歴史の伏流水みたいに描きたかったのです。
その辺をお楽しみいただけたようで、何よりです。
また、レビューありがとうございます。
心を動かしたもの、そしてその意味。
まさにこれこそ拙作のテーマです。
それを看破していただき、うれしい限りです。
そして、生きる意味を見つけたという気になりますね!
私の場合は植田正治さんのモノクロ写真だったり、中国・宋代の焼き物だったりします。
そういう意味を求めること、その答え。
これを「お誘い」にしているところが、粋ですね。
「この期間」ですし^^;
ありがとうございました!