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うわー、なるほど!
何だかすごく深い考察を読んだと思います。すごい。これを見抜いた幸次郎さんもそうですが、四谷さんもすごい。何がすごいって、こういう思想を抱くことはできる人にはできますけど、それを物語に落とし込めるのがすごい。感動的です。これはモネも一杯やりたくなる……!
作者からの返信
バベルの塔について考えたことがあって、それがこれです。
「神が言葉を乱したというけど、もともと言語はいろいろあったのに……?」と思ったのです。
そこで、言語がいろいろあるのは神の御業なんだよ、ということにすれば、神の力のアピールになると考えたんだろうな、と。
じゃあそのバベルの塔を描いた画家はどうなんだと考えていって……このお話ができました^^;
ブリューゲルはへそ曲がりなところがあるので、こういうことをしていたんじゃないか、と妄想したのです。
お褒めいただき恐縮です。
何というか、こういう妄想を広げることが好きなもので^^;
私もモネに一献、ささげたいものです(笑)
ありがとうございました。
なるほど……!! 「画の力」ならではの技ですよね。画だからこそ成し遂げられる「伝え方」のエピソードが胸を打ちました。言葉とは異なり、一瞬にして深い部分まで伝えられる技術って、本当にすごいですよね。そして、そんなすごさを他者に伝えるために、言葉を用いるという展開が、まさに「皮肉なもんです」「ちがいない」のやり取りに表れていて、温かい読み心地でした。最終話も、大事に拝読します。
作者からの返信
これ、森博嗣先生がエッセイで、画は文章よりも情報量がある、というようなことをおっしゃっていたのが印象に残っていて、思いついたネタです^^;
それとは別で、バベルの塔について考えたこともあって、それらをミックスさせてみたのです。
言葉とはちがって、観る者にひと目で、いろいろなものを伝える。
その凄さを若き日のモネは感じ、そして今、それを言葉にしてもらった……というところです^^;
言葉にできない思いを言葉にするというのは、ある意味、ちがった解釈を与えてしまうかもしれません。
それでも幸次郎は切り込んで、モネはそれを受け入れた。
対等の剣客でないとできない試合、そういう雰囲気と互いへの尊敬の念みたいのを込めてみました。
そこを汲み取っていただき、ありがたい限りです。
ありがとうございました!
バベルの塔、考えさせられますね
作者からの返信
バベルの塔の物語について、いろいろと考えてみたことを元に、書かせていただきました。
こういう解釈も、有りなのではないかと思いまして。
ありがとうございました。
拝読致しました。
なるほど、神を統治者と見立てた場合、統治の正当性をしろしめすツールとして言葉を分割しルーツの単位で孤立させて神こそを見るように定めた。
そして出来た境界を越える存在こそが「絵」である。
だから絵に神に比せる力の可能性が見えたんですね(^^)
しかし、分割してしまった言葉は神様なら全部わかるのか。なら、鹿児島弁をしゃべる神様もいるのかと思うと、ちょっと微笑まし。
ところで、シャルルさん……タグに在ったコルビュジエさん……の活躍は……??
作者からの返信
言語が、関西弁や東北弁のようにわかれていくのは、場所が離れているから自然なことだと思います。
それを、神様がやったんだよ、と言うのは、神の力をアピールしたかったのかなぁ、と思ったのです。
じゃあそれを描いた画というのは……が、今回のお話です。
史実のブリューゲルは、バベルをテーマとして採用しただけで、そういう風に思って描いてないと思いますが^^;
鹿児島弁の神様……せごどんみたいな人かも^^;
シャルルさん、そういえばどうしているんでしょう。
え、タグにそんな人いましたっけ(すっとぼけ
ありがとうございました。
バベルの塔の意味がわかるような説話で、とても面白かったです。
言葉というのは、人と動物を大きく分ける要素だと思っているんですが。神の啓示をそれにもっていく四谷軒さまの物語、面白いです。
作者からの返信
バベルの塔のお話って何で作られたのだろう、と考えたことがありまして、その時、ひらめいたネタです。
言語がわかれているのは自然にそうなることなのに、なぜ神様がやったことになっているのか、と思ったのです。
言葉は人間と動物を分ける……その発想はありませんでした^^;
言われてみればそうですね。
ありがとうございました。
このエピソードは、芸術が好きな人の心を、これ以上はないほどに感動させますね。
バベルの塔の絵が日本に来た時に、嬉しくて見に行った身です。この作品が大好きになりました。
作者からの返信
絵画は文章以上に情報を伝えてくれる。
私の好きな作家さんがそう記していたのを覚えていて(正確にはちがうかもしれませんが)、そういう話が書きたかったのです^^;
バベルの塔、観たことがあるんですね。
それはうらやましい限りです。
私も機会があれば観てみたいです^^;
このお話を大好きになってくれて、うれしいです。
ありがとうございました。