my life graph

@spelspel

第1話 グラフ社

[グラフ社]


主に福祉や社会貢献を目指している表向きではすごく明るい会社。

しかしこの会社にはあるルールがあった…

グラフが右肩下りになると特別ルームに連れて行かれるのだ。

特別ルームの正体を知る者はこの会社、社会の人だぁれも知らないし、知ろうとする人間もいない。



しかし唯一言えることはただの部屋でないといこと…





10XX年12月



(俺の名は水島。グラフ社の社員だ。

俺は営業部で電話業務を行なっているどこにでもいるただの社員だ。まぁどこにでもいるの表現はおかしいか…。俺は11月までは売り上げに多く貢献できていてグラフも上がっていたんだ…)


でも俺は12月から売り上げが悪くなり

遂に売り上げ最低ラインを”下回った”


呼ばれる前に会社を辞めようと課長に辞める趣旨を話したが課長は…



「君は最後にやり残した仕事がある。それが終わるまでは辞めさせることはできない」


衝撃の言葉だった。背筋が凍って足が痺れた感じがしてしばらく脳が情報を処理できず硬直状態になっていた…


そしてある日課長に呼ばれた



「君を特別ルームに案内するよ。これが君にとって最後の仕事だ」と言われ案内された。



そこでは白い服が渡された着替えるよう促された。目の前は真顔でこちらを見る人…まるで人間のように俺は奴らを感じなかった。


そして服を着てフロアに行くと…


目の前には銃を武装した人たちが並んでいた。しかも目の前には同じように白い服を着た人たちが60人ほど集まっていた。



そう俺たちが集まったのは…通称”ゴミ箱”と呼ばれるだった。


(これは何だ…?俺は何をしたって言うんだ…俺は成績を下げただけじゃないか)という事だけが脳で考えられた唯一のことだ。


課長が前に出てきて俺たちにこう伝えられた

「ようこそ。下等生物の皆さん。あなたたちは今下等生物です。人間ではありません。あなたたちが今から向かう選択肢は二つ。ここでこのまま銃殺されて死ぬかまだ役に立てることを立証して生きる価値があると認められるかです。」







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