第7話 エンドコンテンツ・試練の塔 第五層③

どれくらいの時間がたっただろうか


切る、切る、斬る

とにかく、斬る

そんなことだけ考えて、がむしゃらに剣を振るった


だけど、相手に入る傷は少ないのに、消耗するのは僕の体力だけ

何度も隙を見つけて【破壊】を試しているというのに、剣以外の攻撃は全て『無』に還される


そんな、地獄のサイクルを繰り返していくうちに、僕は一筋の希望を見出していた

しれは、【破壊】の力

何度行使しても無に返されるこの力だが、


正直、どうして僕はこれについて思いつかなかったのかわからない

ちゃんと虚竜の攻撃を理解し、その危険さなども僕は考察したはずなのに


僕にできるかはわからない

できなかったら致命的な隙を晒し、『無』に還されるだけ

だからといってこのまま小競り合いを続けていても、僕が体力を消耗しやられるだけ

ならば、試すだけの価値はある

これが成功すれば、僕のこの力は大きなアドバンテージとなる

これ以外の道はない


長く闘ってきた中で、この虚竜に知能があることはわかっている

僕が予想外の行動をすれば、虚竜にも隙ができる。その隙を突き、案を試す

そう決意し僕は、


「グッ、、、」


体が闘技場の壁に激突する、その瞬間


ーー僕は、虚竜のいる


虚竜は、僕の【破壊】を『無』に還す

だけど、なんでも『無』に還せるようなそんなチートな能力はこの世界に存在しないと、僕はそう予想した

だったら、何を条件に無に還せるのか

それは、指定した座標の空間と、

これまで僕は、虚竜自体を破壊しようと試していた

だからこそ無効化されていたのだ


ならばあとは簡単

僕だって空間丸ごと【破壊】することはできる。虚竜のいる、その空間ごと破壊すればいいだけだ


『ネームドボス個体 虚竜 アンブリオスの討伐を確認しました』


ようやくあのアナウンスが聞こえる

長かった。そこまで時間は経ってないんだろうけど、体感3日くらいは闘っていた気分だ


『キーが解除されました。権能の制限を解除します』


その声が聞こえた瞬間、僕はものすごい頭痛に襲われ、本日何度目かの気絶を遂げた


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はい、久しぶりの投稿です

間空きまくってしまい申し訳ございませんでした

それも文字数クソ少ないし

でもね?僕頑張ったんだよ?

最近忙しいのに頑張って描きダメ作り始めたんだから

みんな読んでそしてコメントで僕を励ましてね


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してくれたら僕がめっちゃ喜びます

ついでにコメントで技名とかの希望とかを言ってくれたら物語に入れるかもです

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ユグドラシル 〜エンドコンテンツクリア済みの権能保持者が往く〜 tanahiro2010@猫 @tanahiro2010

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