season 1

2024年11月20日(水) Episode1

クソしょうもないっす。また後半以降を大幅に書き直すと思います


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「お兄ちゃん、朝だよ、起きて」


「ふふっ、お兄ちゃん?起きないといたずらしちゃうよ?」


そう言って陽向は俺の顔に顔を近づけてきて…………


"パチンッ"


俺は陽向にビンタする


「なんで毎日こんな早く起こすんだよ?時計見えないのか?まだ朝の4時だぞ?太陽すら出てない。いつも言ってるよな?こんな早く起こすなって?それに、どうやって入ってきたんだよ?昨日も鍵、新しいのをつけたはずだぞ?お前は耳が聞こえないのか?馬鹿なの?」


朝4時、起こされた俺はいつも通り、陽向にキレる。


「グスッ、酷いよお兄ちゃん。毎朝言ってるじゃん。これも毎日お兄ちゃんに愛を伝えるためにやってるんだよ?」


俺の睡眠時間を削るのもいい加減にしてほしい、対策を打つべきだろう。


「わかった、じゃあこうしよう。俺に伝える愛は今日から手紙にして伝えてくれ」


「グスッ、でも私、言葉で伝えたい」


「感想文1000枚角から許してくれ」


「グスッ、わかった、ちゃんと1000枚書いてね?」


「約束するよ」


俺がそう言うと陽向は半泣きで俺のベッドで二度寝し始めた。


俺もそれにつられて寝る。


俺のベッドで……?


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目が覚めると7時だった


陽向は隣で寝ている


「おい、陽向、起きろ」


そう言いながら、陽向の頬を左右対称に引っ張る


すごい伸びる。なにこれ、楽しい


そんなことをしながら遊んでい「いでででででででで」


陽向が起きたようだ


「お兄ぢゃん、いどいです。今日の朝といい、お兄ぢゃんはSなんですずが?」


また泣いてる。


俺は陽向の頭を撫でたあと、部屋を出てリビングに向かうのだった。


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in リビング


「おはようお母さん」


「あら、おはよう蒼大。陽向は?」


「多分もう少しで来るよ」


父さんは昨日から出張に行ってる。

明日には帰ってくるらしい。


既に朝食の準備は終わっているようなので、席について待つ。少し気まずい


テレビに目を向ける。


闇バイトが流行ってるらしい


最近の日本、治安悪くなってきてるよね


そんな事を考えていると、陽向が来た


『いただきます』


3人でそう言って食べ始める。


………

………

………


『ごちそうさまでした』


終始無言で食事をするのは慣れててもやっぱり少し気まずい


因みにご飯はいつも通り、すごい美味しかった


陽向は母を恐れているのか、あまり家では部屋以外で絡んでこない


色々ありつつ、朝の諸々の準備を終える


『いってきます』


陽向と二人で家を出る、陽向とは途中まで同じ道だ


「お兄ちゃん、昨日の夜すごい私のじゃない女のにおいがしたんだけど、何か言いたいことある?」


多分友音の事を言ってるのだろう………


さす…


ここは正直に行くのが勝ちだろう


「ごめん昨日友音が来てたんだ」


「でも、昨日玄関からは私たちが帰ってきてから、誰も入っていないよね、それに母が友音さんを家にいれないよね?」


「まあ、色々あったんだよ」


「色々、と言ってもお兄ちゃん」


そう話しているといつからいたのか、友音が会話に参加してくる


「そうなんだよ?実は昨日私と蒼大くんは"そういう"人に言えないような事ををしたんだよ?」


「お兄ちゃん、この雌豚が言ってることは真実なの?」


さっきまでとは別人のような声でそう陽向が聞いてくる。


「落ち着け陽向、友音が言っていることは冗談だ」


「酷い、蒼大くん信じてたのに。しらばっくれるなんて、責任取ってくれるって言ったじゃん」


話が悪い方向に展開されていく


「お兄ちゃん…」


「だから冗談だって!昨日友音と一緒に昼寝しただけだって。そういうことはしてない」


昼寝しただけでも十分罪な気がする


「ごめん さよなら」


陽向はどこから出したのか、スタンガンを持ちながらそう言う


待ってこれ○chool daysで見たやつ


「ちょっ、まっ、早まるな陽向」


「酷いよ!お兄ちゃん!信じてたのに!」


どこから出したのかナイフを持った友音が間に入ろうとしてくるがもう遅い


「うぁぁぁぁぁぁ」


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目を覚ます


「知らない天井だ」


………一回言ってみたかった


体を起こしてみると、カーテンで自分のベッドの周りが覆われている


大した設備もないし、多分保健室だろう


カーテンを退けると、保健室の先生だと思われる人物が、パソコンで何かしらの作業をしていた


入学式で見た気がする


先生はこちらに気づいたようで


トテトテという擬音が似合いそうな歩き方で寄ってくる………すごい身長が小学生並みに低い


「大丈夫ですか?女生徒の方が連れてきたときは本当に驚きましたよ」


「ありがとうございます、大丈夫です。ところで今は何時間目ですか?」


「今は4時間目です。具合が悪くないなら、何があったのか、教えてくれますか?」


それから俺は何があったのか上手いこと?ぼかしつつ、何があったのか伝えるのだった


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「なんかぼかされてる気がしますが、まあ今回はこんな物でしょう」


そう言い、先生はキーボードから手を離す


ていうか、ぼかしてたの、ばれてたわ


「体調に問題がないなら、もう教室の方に戻ってもいいですよ」


「ありがどうございました」


そう言い保健室から出て少し歩くと、


友音と会い、抱きしめられた


「ごめんなさい、私のせいでまた蒼大くんが傷ついた。ごめんなさい、ごめんないごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。私のことを嫌いにならないで」


「わかった、嫌いになったりしいから」


「本当?」


「ああ」


「…ありがとう…………陽向ちゃんには、私から説明しておく……」


「ほら、昼飯食べに行こうぜ」


そうして昼食を食べに行くのだった


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「はい、蒼大くん。あ~ん」


どうせここで断ったらナイフが出てくるのだろう。


「あ、あ~ん」


「ありがとう、美味しい」


「えへへへへへ」


周りからの視線が痛い


満面の笑みで笑っている。


そのポケットにナイフがなかったらもっと可愛く見えるだろう。


屋上で自分以外が、他学年だということだけが唯一の救いと言えるだろう


因みに昼食は学校の近くのコンビニで売ってるおにぎりだ


今日は買ってなかったから、さっきコンビニで買ってきた。


中学校のころは弁当をお義母さんに作ってもらってた、、、んだが、それは確かに美味しかった。美味しかったけど。少し愛が深いというか、鮭のふりかけでハートが書いてあったりして、一度やめるように頼んでみたが、改善の余地が見られなかったので、高校はお義母さんに悪いという理由でゴリ押ししてなんとかなった。


「そういえば、陽向はどうしたのか?」


「どうして私の前で、私以外の女の話するの?」


「ああ、そうだな悪かった」


よくあることだ。もう慣れてる


「本当に?」


「わかってるよ」


なんか今日はいつにも増してもしつこいな


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そのまま同じような会話を続けて五時間目になる。


まあ、授業は寝るんですが


予備校行くし。


どうせいま受けた授業もテスト前には忘れてるし、テスト前はテスト前で勉強するんだし、提出物はちゃんと出してるし、この公立高校だし。

などと適当な理由を挙げて……


寝ます


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目が覚めると放課後。最高だね


いつも通り、俺の後ろでは友音が立っている


こんなことしていて、飽きないのだろうか


自分のために尽くしてくれるのは嬉しいが、何か申し訳なくなる


今日は友音のクラブはオフらしい


因みに俺は帰宅部だ


中学でテニス部に入ってただけあって、高校に入るまではテニス部に入ろうと思っていたが、噂によると、というか実際、部活が死んでるらしくて、なんというか本当にサボりが多いらしく入部を断念した


「あっ!蒼大くん、置きたんだね!じゃあ帰ろうか?」


「なんていうか、いつも悪いな」


「そんなことないよ、私は幸せだよ?」


「そうか、ありがとう」


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下校中


「それでね?昨日の蒼大くんの尊い所TOP300の続きなんだけどね?128位は歩くのが他の人より速いことで、あっ、ちょっとネタバレになっちゃうんだけど、72位の歩幅が平均47.23cmのところで、この2つが組み合わさることで………………」


毎回友音と二人で帰る時には蒼大くん〇〇のことTOP○○○を聞かされる。


なんというか、もう恥ずかしさもなくなってきた


強いて言うなら、電車の中でも言われるのが少し慣れない、まだ少し恥ずかしい


まあわかるのは、褒められてるという事だけだが


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in 家


家の前まで見送ってくれた友音と別れて、家に、入る。


因みに友音は俺より少し上の階に住んでいる


玄関にはいつも通り義母がいた


「ただいま」


「おかえりなさい、蒼大」


「陽向、部屋にいるわ。少し…話してあげて頂戴」


「わかった、ありがとう母さん」


陽向の部屋に向かうのだった


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in 陽向`s 部屋前


「陽向、入っていいか?」


「……………うん」


=====

in 陽向`s 部屋


「ごめんなさい。お兄ちゃん、私、焦っちゃって……私のこと、嫌いになったよね?」


この様子だと、友音から事情は聞いていそうだ


「そんなことないよ、嫌いになんかならないよ」


よく陽向は嫌いになったよね、と聞いてくるが。正直よくわからない


好きも嫌いも。


その時に、もし好きだ!とか嫌いだ!とか思っても。

寝て起きて、次の日にその相手に会っても別に何も感じなくなっている


最近は自分の好きや嫌いの捉え方が間違っているのではないかと疑い始めている


「よかった」


そう一言言って、陽向は抱きついてくる


「……………他の女の臭がする」


「あっ(フラッシュバックする蒼大)」


「お兄ちゃん……」


風呂に入らされたあと、○レ東の音楽番組を観ながら、マーキング(以下略)された


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読んで下さりありがとうございます。

次回から本格的に現実の時間に合わせて書いていきたいと思います。

評価等、頂けるとモチベが上がります。

よろしくお願いします。


だいぶ長くなってしまいました。次のはもっと短くできるように努めます

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ヤンデレ生活 @HONCl18717

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