ぼっち魔法使いは現代日本人と世界を跨ぐスタンプラリーに参加する
柏兎 レイ
プロローグ
第1話 運営会議
「最近暇だし何か人界で起きないかなぁ~~」
此処はとある世界の神界の会議室。その部屋の上座に値するとこに座っている1人の神がそう呟くのであった。すると、その向かえに座っていた神が話し始めるのであった。
「創造神様。私はとあることを1つ考えました」
すると、創造神と呼ばれた神は目を輝かせて内容を聞こうと話しかけるのであった。
「地球と呼ばれる星には日本という国がありまして、その国ではスタンプラリーという催しが開催されております。スタンプラリーとは決められた場所まで行き、その場所におかれているスタンプを紙に押して……。というのを繰り返して全て埋めるものなのです」
そこまで言うと神は一度話を止めて何かの準備をするのであった。
「そこで私は考えました。我々だから出来ること。それ即ち様々な世界を繋ぎエリアごとのミッションをクリアしながらスタンプをゲットしスタートに戻ってくるのが一番速かったものが勝ち。というものです」
そう言うとその神の後ろには画像が投影されており、横にずれてまた説明を始めるのであった。
「候補の世界は5つ100エリアであり、1つ目のエリアは先程説明のなかで出てきました「日本」。2つ目は「アルファプレス星」。3つ目は「ネプルス公国群」。4つ目は「魔界」。そして、最後は我々の住む「神界」を考えております」
それの説明が終わったとき、周りの神はざわついていた。神界に人間をいれるのもどうかと言われてるが、それよりこれを実現させるには途方もない力が必要だと言うことに。
「以上が私からのプランでございます。創造神様如何なさいますか?」
そういうと、創造神は静かに口を開けて話し始めるのであった。
「1つだけ質問があるんだが、よいか?」
そう言われると背筋を伸ばしてなにを聞かれても良い状態にするのであった。
「そのスタンプ?を残すものは紙なのか?ステータスウインドウを参加者に与えるのはどうか?」
その答えとして、話し始めるのであった。
「創造神様の仰る通りです。ステータスウインドウには、スタンプの記録を始めとし参加者名簿・順位・地図の機能を付けようかと考えております」
「フッフフ……。ネルス君も成長したねぇ~~。では、早速そのプランとやらを始めよ」
想像神から名前で呼ばれた神「ネルス」は、笑みを浮かべて早速行動に移そうと部屋を出ようとする。すると、後ろから1人の神に止められるのであった。
「ネルス。このプラン墜ちたら終わりだから頑張れよ」
そう止められた神に耳打ちされてネルスは頷く。そして、部屋を出るのであった。
ぼっち魔法使いは現代日本人と世界を跨ぐスタンプラリーに参加する 柏兎 レイ @Rei_187
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