終焉に気づいた誰かの手紙

3枚目

話があちこちにいくと幼い頃から言われていてね、思いついたら話さないと気がすまなくて

脱線したと言ったが、大きく分類するとそこまではみ出してしまっているわけではないんだ

全く違う分野、事だとしても遡ったり一人一人、細かく小さな1つを調べるとみんな繋がっている

例えば絶滅危惧種を保護、繁殖させるのは種の保全ではある

でも、ある人の失態を隠すための世間の目を逸らすために行われることもないわけじゃない

多くの資金を寄付することで愛護団体等からの支持を得るための行為

裏でお金儲けをするために捕獲したけど数の減少で監視が厳しくなっている場合には種の保全という建前で捕獲し繁殖させ、1回の出産で複数頭の場合には1頭を死亡としてその1頭を裏で高価に売買していた事例もある

これは人間以外の生物のことを例としているが人間にも当てはまる

少数民族をこのように扱って人身売買するような上流階級の人もいた

同じ人間であるのに肌の色と言葉が通じないだけで人間扱いをせずに物のように扱い嘲笑する治療法のない病気にかかった人間がいる

差別もそう

頭でっかちな上辺で判断することの多い人は中々いなくならない

子供の頃は純真無垢で差別などしない子どもでも、差別をする大人が近くにいるだけで染まってしまい残念な大人に成長してしまう

反面教師にして学び差別をなくすために活動する人ももちろん私が成長していく世の中で少しずつ増えていたさ

女性差別、性自認、肌の色、出身国、学歴、病気、顔の造形、身体、人生経験

恐ろしいのはそんな人間が私が大人になってもいた事

これを読んでいる君の時間にはいないことを願うよ

大体のことはお金が絡んでいる

大金を得るための行動