第3話 ネギの人





 昔 住んでいた近くに

 ネギ畑があった


 都会には珍しかった

 

 わたしは その場所をとおることが

 すきだった



 ある日

 ネギを収穫している人がいた

 わたしは その人に手を振った

 一生懸命なその人は

 しばらくして わたしに気付いた

 手を振りかえしてくれた

 うれしかったぁ!



 ネギがだいすき

 ネギを収穫していた

 土まみれのおじいさんも

 だいすき!









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スプーン一杯分の詩 ありもと優 @sekai279

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