アノ夏ノ少年

夢野ゆみ

夏休み終わりまで後一週間

「あーおわんねーなんだよこの自由研究とかいうやつ」

部屋で一人ぼやいた

「部屋でこうしておいてもおわんねーからどっか行こ」

少年はノートをもって空き地に行っただけど誰もいなかった

「ちっ誰もいねーじゃん」

がしゃんなにかが崩れた音がした

「やべっあれこれ確か禁忌の蛇塚じゃん」

少年は見つからないよう逃げ出した

走っていると誰かにぶつかった

「おじさんごめんなさい」

「どうしたんだこんなに急いで」

「えっとあの蛇塚を壊してしまったんです」

「なんだって蛇塚を」

「はい」

「あーなんてことを君は」

おじさんは血相を変えて蛇塚に向かっていった

「嗚呼付き物がでてっていってしまった」

「そんな」

「私は司原だ困ったらここに連絡してくれ後は少年と仲良くしてくれ」

仕事があるといいいってしまったの

「どうしょう」

『君はほこらを壊したいけない子だでも僕の秘密と言霊を解いてくれたら見逃すよ』

「わっわかった」

困ったなぁーでも自由研究は決まった

あの夏休みが終わるまでに君を成仏させなくては

続く

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