其の九 暗雲

 ――それで、こんな感じの話だ。うん、うまい!


 焼きウサギを食べながら調査の興味深い話をする僕。焼きウサギを食べながら震えるほど怖がる凛。焼きウサギを食べながら真剣に聞く仁也。焼きウサギを食べながらメモを取る無生。焼きウサギを食べながらにっこり笑うエミ。


 「さすが風鈴と凛だね。うむ、うまい。」無生が言った。


 「でかいモンスター?不思議だな。うん、確かにうまい。」仁也が言った。


 「ああ、お前ら。そんなことも忘れた。んー!ウサギ肉は本当に美味い!」エミが言った。


 そして、あきれ顔で首を振った。


 「そう、『大公』だよ。私、前から言ってた、覚える?雪山にはでかいカラスが一羽いるんだって。みんな、信じなかったけど、惜しいな。」


 ――大公?それって寒鴉のリーダーなの?


 「違う。ただの貴族だ。本当のリーダーは『国王』なんだ。でも、私もあんまり会ったことない」


 ――おお、寒鴉をよく知ってるんだ、エミ。


 「そうでしょう。」


 彼女は得意そうに頭を上げた。でも、何かを突然思い出したみたいで、表情が真剣になった。


 「でも、風鈴、凛。あんな風に大公を扱うのは本当に失礼だよ。ちゃんと謝るために一度行かないと。」


 それに凛が当時ビビりすぎたのも仕方ないじゃん。僕を連れてサクッと現場から逃げてしまって、大公をちゃんと見るチャンスもなかった。でも、良いところを見るなら、もし凛が大公に勇気を持って矢を放ったら、失礼って済む話ではありません。


 あれ、そういえば、今凛は何をする?ああ。エミの言葉を聞いて、ますます震えてしまっている。彼女、30分前の激しい恐怖からまだ抜け出せてないみたい。僕も知っている、今日の午後は彼女は絶対に行かないって。


 ――僕もまた大公に会いたい。だから、どうすればいいの?


 「ふふ、それはそれは、いい質問だよね。」


 その後、エミが大公の館を訪れる際の注意事項をマジで説明し始めた。うん、貴族の間のめんどくさいエチケット、けっこう興味深い。僕みたいな庶民は、こんな高尚なもんまじめに学んだことないし。


 大公は雪山の真の領主だから、前みたいに凛と無理やり乱入するのは完全にアウトだったわけだ。寒鴉たちとの関係を修復するためにも、大公とのつながりをスルーするわけにはいかないってことか。こんなデカい化け物が雪山にひそんでるってのに、白雪村の住民は何も知らないのか?なんてな、不思議だ。


 ――それじゃ、教えてください、エミ!


 「うん。まずは凍った魚をそっと地面に置く。顔を上げないで、そのままじっと待つ。これらの魚は大公への挨拶の贈り物だから、心を込めて差し上げないと。」


 仁也が手伝ってくれてよかった。家から一番大きくて太った魚を三匹選んで持ってきてくれた。そうだな、自分はどこからそんな力を得たのかわからないが、三匹の巨大な魚を篠木家から大公の城まで持っていった。もしもこれらの魚がもう少し太っていたら、きっとあの狭い隙間に押し込むことはできなかった。


 待って......で?巨大な輪郭が近づいてくるのを感じた。その大きな影が世界を覆い尽くし、僕はまるで無限の闇に取り込まれたようだ。その重い呼吸を感じることができる。その息は温かい風のようで、僕の顔に常に押し寄せてきた。


 その後、でっかい鳥のくちばしはゆっくりと降りてきた。ああ、このくちばしの大きさ、まるで一人丸ごと飲み込めてしまいそうだ。くちばしはゆっくりと開いて、うんざりするほどの悪臭がただよってきた。貴族だというくせに、歯磨きもろくにしてないのかよ。口と鼻を押さえて息を止めたくなる気持ちもあるが、これが失礼すぎるでしょうか。我慢しとくしかない。わぁ、見ろよ、この鋭利な大きな歯を。


 そのくちばしは巧みに供物の魚をかみついた。大公がガッと顔を上げて、その大きな魚はぶん投げられて空中を舞った。そして、ガツンと丸ごと食い込んだ。「カチャー、カチャー」という音が聞こえた。え、マジか、これって鮮やかな魚肉が絞り出される音か。それとも堅い骨がビスケットのようにパリパリと砕かれる音か。


 大公がのんびりと三匹の魚を全部食べ終わるまで、体がかじかんで動けないくらい待たなきゃいけない。低い唸り声を出して、まるで僕の挨拶に満足してるみたい。よし、これで第一歩が完璧に終わったってことだね。


 「それから、片膝をつく。右手を心臓の位置に置く。大公に頭を下げて敬意を表す。」


 エミの言う通り、目の前の巨獣に礼をする。右膝が地面に触れると、もう少しで倒れそうになった。でも、ギリギリでバランスを保って、この壮大な出会いの儀式を台無しにしないで済んだ。


 「最後、『はじめまして、マイ・ロード。』って言う。大公が応えたら、顔を上げて、儀式を完了させる。」


 これらの亡霊生物って、人間の言葉わかるの?ま、いいや、いいや、今の時点で「実用性」ばっかりにとらわれるのはやめよう。今、一番大事なのは儀式感。そう、儀式感。貴族たちの頭の回路にスピーディに対応しないと、上流社会になんかなれやしない。


 ――はじめまして、マイ・ロード。


 よし、じゃあ、このデカい化け物の見た目でもよく見てやる。その後、僕は顔を上げた。


 三メートルの巨獣、仰ぎ見ないとその威厳ある面容が見えない。綺麗で真っ黒な羽毛が全身にびっしりと生えていて、まるでナイフのように硬くて滑らかだ。その大きな翼には、明らかに鳥の爪が二つついている。漆黒の大剣のようなクチバシの上には、血走ったように明るい赤い目がある。一般的な寒鴉とは違って、大公の尾には長い羽毛がなく、トカゲの尾のような太い尾がある。この太い尾を振り回されたら、骨が折れるかもしれない。


 そう、ただのでかいカラスと言うよりも、大公の姿は、鳥類の始祖である、つまりドラゴンに近い!いや、今、ただぼんやりとその前に立っているだけじゃだめだ。何か言わなきゃ。ただ、大公の知能も高いといいんだが、韋駄天のように僕の言葉を理解してくれればいい。


 ――では、マイ・ロード。この場所が、寒鴉の故郷ですか?


 大公は静かに耳を傾けている。数秒間の沈黙の後、低い唸り声を発した。


 「ガアー。」


 「『ガアア!』が『はい』。『ガアー』または『ガー』が『いいえ』。わかる、風鈴?『ガアア!』と『ガアー』。」


 ――おいおい、皆さん、笑わないで!笑わないでくれよ!聞こえないんです!エミ、もう一度、お願い!


 「『ガアア!』が『はい』。『ガアー』が『いいえ』。」


 「ハハハハ!」


 ――無生、笑わないで、もう!あの、エミ、ちょっとよくわかんないんですけど。えっと、もう一度やってもらえる?


 「風鈴、無生!君ら、私をからかってるんじゃないな!」




 そう、それが一時間前に起きたこと。エミに何度もデモンストレーションしてもらって、今や完全にカラス語を習得している。実践で最初に出会ったリスニングテストの問題、すぐに答えが出た。


 ――その意味は、「違う」ということですね。ならば、マイ・ロード......


 あれ、違うな、もうこれ以上言えない。そう、僕は「はい」と「いいえ」の二つの単語しか覚えていない。自然に大公に「どこですか」と尋ねることはできない。たとえそれが答えられるとしても、恐らく理解できない。


 まずいな、大公との初めての会話、ここで終わるのか?まだ役立つ情報が出てないのに。さぁ、風鈴、何かアイディアない?何か言ったらいいかな?


 大公は目をちょいちょいさせながら、血の月みたいな瞳で僕をじっと見つめた。僕はその目に目を合わせてみたけど、なんにも言葉が出てこない。大公は何か考えてるみたいで、ちっちゃな目が僕の体をじっと見つめている。しばらくして、短い鳴き声を上げた。


 イエス?ノー?いやいや、この問題はもう考えるのやめよう。で、マイ・ロード、それは......


 目の前の巨獣が頭を振り向き、長いクチバシで自分の背中を指し示した。そして、ゆっくりと身体をかがめ、翼を畳んで、徐々にひざまずいた。目を閉じ、頭を下げる。その巨大な剣のようなクチバシは、もうすでに土に突っ込む寸前だった。


 最初、その意味が理解できなかった。大公が服従しているのか、僕に敬礼をしているのか?でも、なぜでしょうか。


 ――あの、マイ・ロード......


 僕のことをまったく無視しやがって、ただ黙々とその姿をキープして待っている。洞窟の中は静寂に包まれ、寒鴉たちは黙って僕を見つめてる。何も音がしない。洞窟の頂上から差し込む日光が、天使の聖光みたいにキラキラと輝き、大公の羽毛は銀色の光を放ってる。今のこの場所、なんかの巡礼の場みたい。そして、僕がその儀式の中心ってわけだ。


 大公の意味が分かった気がした。それで僕はますます大胆な行動を起こすことにした。バッと前に歩き出し、右足を持ち上げ、ズバッと大公の背中に跨り込んだ。


 その羽毛はガチで硬くてつるつるしている。まるで瑠璃の上に座ってるみたいな感じだった。バランスを保つのに必死で、この感覚にすぐ慣れるように努めた。しっかりとバランスを取れるようになってから、ゆっくりと前に進み、大公が頭を上げるのを待って、その首を抱きしめた。


 よっかた、思い通りだ。漆黒の巨獣がゆっくりと立ち上がり、巨大な翼を振り、猛烈な風が巻き起こると、僕は分かった。その時、思いが実現しようとしているんだ。


 ――じゃ、行け!


 その瞬間、下に巨大な上昇力が襲ってきた。空気が激しく乱れ、息が詰まりそうになる。まるで巨大なナマズが腹部を貫通し、背骨を抉るかのようだ。洞窟の中のすべての寒鴉たちが、今、一斉に大声で鳴き、騎士が出撃するときの賛歌を奏でているかのようだ。しかし、その騒がしい賛美歌はすぐに消え去り、あるいは、巨大な風の音にかき消された。強烈な風が耳に激しくぶつかり、呼吸すらも困難を極める。激しいめまいが頭から全身に広がり、無意識に目を閉じた。その強力な力が爆発すると、土砂が舞い上がり、黒い羽根が舞い散り、巨獣は空へと舞い上がり、頂上の光の中へと飛び去っていった。


 やっと目を開けたとき、世界はもう一つの青い空間に変わってた。足元にはますます小さくなっていく雪山が広がり、誰も登りつめることのできない頂上さえ、徐々に小石のようになっていた。山頂は既に霧松に占拠され、連なる松林が生み出す霧が、まるで低い雲のように漂ってた。松林の中央には黒い輪郭があり、それが何かは見えなかった。


 「ガアア!」


 大公が高らかな鳴き声を上げ、僕は急いでその首を抱きしめた。一人一羽、まるで伝説の竜騎士、いいえ、鴉騎士のように、青い戦場を疾走している。そして、大公は加速し、急速に高く飛び上がり、まるで逆飛ぶ流星のように、雲の中へと直進していった。


 ――わああああ!


 激しい気流に揺られながら、なんとか目を開けて下を見た。そこには一瞬にして白雪村が現れ、またすぐに消えていく。その後には桟橋があり、そこには墨雪家と灯台がそびえ立っていた。でもその灯台も、今は指でつまみ上げられるほどのちっぽけなものに見えた。桟橋が消え去ると、目の前には広がるばかりの白い氷原。それがすぐに広がって、結局は世界全体を覆い尽くした。


 これが、時間海のか?今、僕たちは時間海の上にいるのか?


 ふと、何かを悟った。やばい、まさか!


 大公は、行動で僕の問いに答えていた。寒鴉たちの故郷は、あの洞窟じゃない。もしかしたら、あの洞窟はただの大公の縄張りなのかもしれない。本当の故郷は、この海だ!


 海?信じられない!この果てしない海が、それらの亡霊生物の故郷?違う、全然違う!ありえない!もしかして、海の向こうにある白鈴郡か?あの白鈴花が満開する冬の都市か?ありえない。そんなこと、ありえない!


 前にそこに行ったとき、そんなこと、全然覚えてない。白鈴郡の地元住民にとって、寒鴉たちは訪問者だ、異邦人だ!


 巨大な情報が頭を激しく襲ってくる。まるで混沌に巻き込まれて、この数秒の間に現状を理解することができない。世界はボヤけることなく、時計の針はまたたき続け、周囲のすべてが、これが夢でも幻でもなく、これが生々しい現実であることを示している!


 突然、強烈な電波が脳に突き刺さり、恐ろしい感覚が全身の神経を駆け巡り、一時的だが深刻な苦痛をもたらした。混沌の中、ある声が突然耳に響いた。


 白い少女の声。


 「海に近づかないで。不幸になるわ。」


 大ひげの老人の声。


 「神を冒涜する者は、裁きを受けるのじゃ。」


 やばい、やばい!僕は今、すぐに危険を察知した。


 今、この瞬間、僕は大公にまたがり、恐ろしいスピードで海の奥深くに向かっていく!


 僕も海の謎に興味津々だ。海の中に入ってみるかどうかも考えた。でも、理性が激しく僕の心を呼び戻すんだ。その面影が僕の頭を激しく叩き、大声で叫んでいるような感じだ。


 「やめろ!止まれ!風鈴!早く止まれ!」


 もう他のことなど考える余裕なんてない。全力で叫び続ける。風が声をかき消そうとしても、喉を裂くほど大声で叫び続ける。大公の首をたたき、背中の羽根を容赦なく殴る。指が石のような羽根に激しくぶつかり、激痛が襲ってくる。でも、極度の緊張と恐怖で、その痛みなんて何ともない。心の中で泣きながら、ただ早く逃げ出したいと祈る。だが、今の高度では手を放して飛び降りることはできない。千万の寒鴉が来て助けてくれても、きっと地獄絵図になる。はい、今僕、臆病者だ。ただ、嘆願すること、待つこと、大声で叫ぶことしかできない。


 大公は僕のことなど無視して、ただ飛び続ける。この理不尽で恐ろしい現実を理解した後、怖さが消え去る。むしろ、パニックが静かになり、麻痺し、死者のように......なる。


 次の瞬間、大公は方向を変えて急降下を始めた。感じられる、徐々にスピードが落ちていく。


 いいよ、いいよ!僕を害さない、わかってる。


 凍りついた大海は、銀色に輝く氷原に変わってた。地面に近づくにつれても、目印がないため、視界には無限の白色しかない。


 白、白、白、それでも白。白、白、黒、黒、黒……黒!


 一瞬、驚きで目を見開いた。その瞬間、自分が幻覚を見ているのではないかと疑うことさえあった。そう、現実は夢に変わった。白い世界が黒い世界に変わり、太陽が沈んで昼が夜に変わるように。下にはもはや大海ではなく、無数のカラスが広がっていた。そう、僕はただカラスの上を飛んでいるだけで、今はとても安全だ。現実が夢に変わっただけだ。目を開けると、覚める、覚める......


 「ガアアアー!」


 耳障りな鳴き声が、僕の意識を現実に引き戻した。その瞬間、ついにその無限の黒いものを見た。


 それは黒い煙だ!霧松が作り出す霧と比べると、ここはまるで真実の世界のようだ。残酷で陰惨で不気味な暗黒の世界が広がっている。黒煙が大海全体を覆い、強力な呪力が無差別に広がっている。


 呪力?なんでだ?こんなに高濃度の呪力......それは亡霊の傑作だ!亡霊しかこれを成し得ない!


 刺激的な匂いに吐き気が込み上げてきた。これほどの巨大な呪力は、まるで僕を飲み込もうとしているかのようだ。黒煙の上空の空気は、燃えている針のように目を貫通し、たった一秒で涙があふれ出る。ただ煙の上を飛んでいるだけで、激しい苦痛が全身に広がる。大公の速度がだんだん遅くなり、もっと遅くなり、その煙に近づいていることを目の当たりにしている。


 この煙......毒だ!


 気がついたときには、もう手遅れだった。大公は僕を載せて、その黒煙の中に突入してしまった。呼吸を止めるのが間に合ったけど、肺はまるで刀で裂かれたかのような痛みが走った。喉は巨大な爪で引き裂かれたようで、血液が噴き出し、全身の血管から剥離され、気管と食道を伝って奔る感覚があった。限界に達したとき、我慢できず口を開けて、腐臭の赤い液体が飛び散った。


 目が痛む。口が痛む。胸が痛む。頭が痛い。もしかしたら、もうすぐ死ぬかもしれないと分かった。


 大公が急に曲がり、そして再び高速で飛び始めた感覚を感じた。黒煙がだんだん遠ざかり、呪力の息遣いが弱まっていくのが分かった。美しい空の中に戻った感じがした、まるで自由な鳥のように。痛みが次第に消えていくのを感じ、体が柔らかなパンのようになり、これ以上快適なことはない。


 そうだな、時間神も亡霊も、大公も何もいない。今日の探偵事務所の営業時間が終わり、探偵が退勤する。そう、それだけのこと。


 ああ、今日の調査は確かに長すぎたな。名だたる探偵団の大探偵である僕でも、こんなに一生懸命働くのはちょっと良くないでしょうか。もう少し休憩した方がいいかもしれない。家に帰って、パイプを燃やし、一杯のお茶を飲んで、リラックスできる文学作品を読む。まあ、でも、今の僕にはその体力すらない気がする。直接寝るべきだ。


 では、僕はどこ?ああ、涼しい、黒い大きなベッドの上。もしかして、もう店にクレームをつけるべきだったな、なぜこんなに硬くて冷たいんだ。買うときに気づかなかったなんて、本当に大きなミスだ。まあ、もう慣れたし、寝る前には気持ちをリラックスさせるべきだ。腹立たしいことを考えるのはやめよう。


 そして、そっと、目を閉じる。考えすぎることも、意図的にそうすることもなく、自然に目を閉じる。毎晩のように優しい夜に行うように。


 準備はできたかな?意識が虚無に陥る直前に、自問自答。


 ――うん。


 本当に?


 ――うん。


 じゃあ、目を閉じよう。こんな感じで。


 ――......うん。


 終わり。

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この世界の光と影 混乱天使 @chaosangel

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