8. 終わる君に花を添えて
何も知らないんだ 僕は
夕暮れにとんだ明日を知らない君も
少しだけ考えたんだ 思い出になっていた
もう辛くはないのに 胸が痛いんだ
心にいるとすれば僕は心を失ったのか
泣いていた僕を見ている僕が
どうも遠退いて溶けるようだったんだ
君に隠した言葉、泣いた僕の話
おとぎ話の様に終わっていくまま
書き続けた君への手紙に落ちない言葉に
気がついた つい先日の話だ
忘れるように 生活になって
お金の事ばかりで 終わる暮れた空
愛を知った今なら 君を知れるのかな
今更考えたって仕方ないけど
君の石にノイバラを添えて
君に隠した言葉、夏幽霊の話
おとぎ話の様に終わっていくまま
書き続けた君への手紙に拙い言葉に
気がついた つい先日の話だ
君に話した言葉、惰作ばかりの夏だ
おとぎ話の様に終わっていくまま
書き続けた君への手紙に愛を書き殴って
気がついた 僕は君が好きだった
【歌詞集】終われる君に花を添えて。アキトワ 芥坂 紗世助 @akutasaka_sayosuke
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