7. 夏幽霊
八月、バス停、蝉時雨、夏の記憶
交差点と信号機 青になるのを待っていた
明日の向こう側 君の影 傳う頬
生温い風が背をなぞった
君と過ごした夏の思い出は
とうの昔に終わってたんだ
何もなかったように 霧がかかった向こう側
明日の来ない君は幽霊なんだって
夏にしか来ない君は幽霊だ
昼下がり、茜色、離れない夏の記憶
交差点と信号機 躁になるのを待っていた
明日の向こう側 君の影 掴めない
生温い風が背をなぞった
記憶の隅で 泣いていた僕だ
思い出になった夏記憶は幽霊の様で
明日もずっと忘れないまま
それは呪いのようで僕を苦しめている
君と過ごした夏の思い出は
とうの昔に終わってたんだ
何もなかったように 霧がかかった向こう側
明日の来ない君は幽霊なんだって
夏にしか来ない君は幽霊だ
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