人口の少ない集落で起きる行方不明事件。
最初はその事件をサイコパスな性質を持つ主人公が解決していくストーリーかと思ったのですが、読み進めていくとどうやら違うようだ…
主人公は一般的な学生で思考もいたって普通。
本当のサイコパスはラストに判明し、その思考回路には背筋がゾッとしてしまいます。
また、最初に出てきたちょっとした台詞が、後から恐ろしい意味で回収されるので、そこもサイコパスポイントが高いので注目です!
神隠しの迷信が伝わる村で起こる不気味な事件。
じわじわと広がっていく不気味な雰囲気を味わいたい方には是非おすすめです!
連続する少女の失踪事件を解決するために動く、少年の視点で描かれる作品です。
主人公はある日、知り合いに相談事を持ち込まれます。
その内容とは、行方不明になった友人の捜索に当たって欲しいというものでした。
友人は日常的にいじめの被害にあっており、行方不明の原因もいじめの主犯格の仕業ではないかと考えました。
しかし、調べを進めると、いじめの主犯格も失踪していたことが判明します。
知り合いいわく、復讐代行サイトに名前を記入されてから、彼女はおかしくなっていき、遂には失踪してしまったとのこと。
これはサイトが原因の失踪なのか、そして、友人の失踪もまた、サイトが関わっているのか。
多くの謎が絡み合う作品です。
ぜひ読んでみてください。