第2話 俺の【能力】の開花

うっ、、、あれ?俺はたしか急に眠くなって、なんだろうここの空間は

俺は目を開けると、一面に自然が広がる所にいた

「帰り道のあの頭痛といい、急な眠気、これはなにか関係があるのか、」

ふと、眠気の瞬間に語りかけてきた内容を思い出してみる、



『能力【コマンド】この能力は世界を変えます

           狙われやすいので気を付けて』



世界を変える…?狙われやすい?わからない、どうゆうことなんだ、

そう疑問に思っていると、声がした

「そこの少年、我の声が聞こえるか?」

「え?だ、誰ですか?」

どこからか聞こえる声に俺は戸惑う、その姿はどこにも見えない

「私は、、、えーっとなんていうんだ、?あー、そう!女神!我は女神だ」

「なんでそんなに悩んでんだ?自分の名前ぐらいわかるだろ、」

「しょうがないじゃろ!自分の名前が難しいんじゃ、、、」

え?名前が難しい?どゆうこと、ますます意味がわからない

「えっと?名前が長いとか、難しい漢字とか?いやでも、自分の名前ぐらい、」

「あー!もう!そんな言うんだったら、あなたが名前を決めてよ!」

「お、俺?!ネーミングセンスない俺が?」

「あ、あとにしようか!今はこの【コマンド】について、、、」

「あーそうじゃったな」

何だこの女神、グダグダじゃねーか、ほんとにこいつ女神なのか?

その瞬間、目の前が光った、そして台が現れた

「その台にペンダント、ノートがあると思うんじゃが、少年のペンダント何色じゃ?その色で、話が変わって来るのじゃが、」

俺はペンダントを握りしめた、じんわりと色が変わる

「透明?です」

「透明?!少年本当か!これは、すごい、この歳でか、」

「まず、台に出てきたペンダント、他の大人たちはまた別の物を受け取るんじゃ

その人にあった物だったり、記憶の一部だったり、」

なるほど、だがなんで僕はペンダントなんだ、?

「そして色についてなんだが、白、赤、黄色、青、黒があるんじゃ、だが誰も見たことがない透明っというのがある、その意味としては色では区別できないような力ということ」

この【コマンド】にはどんな力が?

「そして能力の詳細じゃ、実は我もこの能力は、はじめて知るんじゃ、」

「え?そんなすごいのか?!」

「だからむやみに能力を使おうとしないでくれないか?そのかわり明日学校で良いことがあるかもしれぬ、」

「いいこと?」

「まあ、そろそろ目覚めなあかん時間やな、まあ詳しくはその時!」

「はああああああ?!」

急に話し進みすぎやろ!頭こんがらがるって!

俺が混乱していると視界が暗転した



「、、、っは! 今何時や」

時計を見ると9時すぎだった、そして下の階から

「おーいご飯できたぞ!!!」

お父さんの声がした、そしてすぐに

「今行く!」

っと返事をして下に降りた、ご飯のいい匂いがする

「あのさ、!お父さんとお母さんの能力ってなに?」

「優弥急にどうした〜?急に興味湧いたのか〜」

そう言ってお父さんは、俺の肩に手を乗せる

「やめなさいお父さん、優弥困ってるわよ」

「あ〜すまんな、じゃあ特別だぞ?」

「俺の能力はな〜人助けの能力だ!」

「人助け?どうゆうのなの?」

「そうだな、簡単に言うならその人の危機を、予測できる、みたいな?」

「それすご!」

ますます興味が湧いた

「とりあえずご飯食べなさい?冷めるわよ」

と、お母さんはエプロンを片付けながら言う

「「はーい」」

「じゃあお父さん食べ終わったらいろいろ聞かせて!」

「わかったたくさん教えてやる!」


ご飯を食べ終わり、お父さんにたくさんの質問をした

能力をもらった時の道具や色、能力のメリット・デメリット、お母さんの能力

あと、

        《存在しない能力について》


お父さんは、順番に丁寧に教えてくれた

・お父さんの道具はピアス、色は赤

・メリットはその人にあった能力だから自分で操れること

・デメリットは使いすぎると体がおかしくなったり、バグがおきる(その内容は個人差がある) 週3回ぐらいのペースで使うと大丈夫だとか

・お母さんの能力は、【限定的な勇者】この能力は、一時的に理想の自分になれる

道具はネックレス、色は青 個人的に強いらしい


「あと存在しない能力かあ」

そう言ってお父さんは、手を顎に当てた しばらく考えたうちお父さんは言った

「お父さんが思うに、神のバグ、神の能力【創造神】の誤作動だと思う」

「誤作動?バグ?」

「個人の意見だがな」

「まあ今日は遅いから別の日に詳しく言うよ」

「わかったお父さん」

そう言ってお父さんは部屋の電気を消し部屋をあとにした


色々あって頭追いついてない、でもお父さんとお母さんの能力とか聞けて良かった、

でもあの女神(仮)が言ってた、いいこととかも気になるしなまあとりあえず寝よ、


そう言って目を閉じた、


普通に起きて、ご飯食べて、いつも通り学校に行くそして朝の会が始まった

「皆さんおはようございます」

「「「おはようございます」」」

「今日は転校生がいます!どうぞ」

ざわざわしだした教室に一人の女子が入ってくる

長い髪と少し緑がかかった目、なぜか神々しいオーラが見えた

「えっと、双葉 神 (ふたば こう)です、お願いします」

「じゃあ、そうだな優弥のとなりだ!」

なぜか聞き覚えのある声、そして双葉 神は、席につくなり俺にウインクをしたそして気づいた

        【【【こいつがあの女神なのだと】】】


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