この宇宙の構成に生命は何%を占めるのだろう?不死の存在とは宇宙の生々流転の環を外れた生き物なのだろうか?本編の記述から、大きく空想が広がります。不死者が宇宙に行くというだけで詩的な話であり、これから彼が星々の世界でなにを得るのか、興味が尽きません。じっくり読み進めたいと思いました。現時点でもこの作品は行間から溢れた余情が、とても心地良い物語です。