「【あなたの書架】を覗いてみたい」にお答えいたします

祐里

回答

1.あなたのペンネームを教えてください。


祐里ゆうりと申します。


2.あなたが子どもの頃(小さい頃)、繰り返し読んだ本を教えてください(最大3冊まで)。

・タイトル / 作者


・図鑑(笑)

すみません、作者とか出版社とかはわからないです……。

とにかく魚やら鳥やら動物やらの子供向けの図鑑がもう本当にすっごく大好きで、しょっちゅう開いては眺めていました。

大人向けに欄外に小さな文字で書かれていた解説は保育園児だった私には読めなかったので、母にそれも読んでほしいと言い、怪訝そうに見られたのを覚えていますw


・ブルーナの絵本 / ディック・ブルーナ

当時は「ミッフィー」という名前を知らなかったというか気にしていなくて、あのうさぎは「ブルーナちゃん」だと思い込んでいましたw

昔からかわいらしい絵柄で、すごく好きでしたねぇ。

どんな内容だったかは残念ながら覚えていません(´・ω・`)


・鳥のひみつ / 学研まんがひみつシリーズ(たぶん)

文字が読めるようになってからだから、愛読していたのはたぶん小学校1年生頃だったと思います。

マンガ形式で、鳥の祖先は始祖鳥だよとか、胸筋が発達しているから飛べるんだよとか、そういう鳥についての解説が面白おかしく書かれていました。

めちゃくちゃ好きで、何度も何度も読んでいました。


他にも「ちびくろサンボ」「ぐりとぐら」「エルマーと竜」「日本昔話系」などのまともな絵本も読んでいたはずなのですが、正直それほど記憶にありません。

何だかなぁw


3.あなたのリアル本棚(電子書籍も可)にある愛読書を教えてください(最大3冊まで)。

・タイトル / 作者


・ミュゲ書房 / 伊藤調

カクヨムユーザーのオレンジ11さんの著書です。

若手編集者の男性が亡くなった祖父が営んでいた書店を継ぐことになって……というあらすじ。

主人公と街の人たちとの交流などが読みやすい文章でしっかり書かれていて、わくわくしながら読み進められます。


・風の歌を聴け / 村上春樹

私が超絶大大大好きな村上春樹のデビュー作。

文庫本の裏表紙には「青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデュー作。群像新人賞受賞」と書かれていますが、私は「乾いた」というより少々の湿り気を感じます。

そんな湿度が、のちの「ノルウェイの森」などに反映されているように思えますね。

あ、これ語ると長くなるので、このへんにしときますw


・文体の舵をとれ / アーシュラ・K・ル=グウィン

つい先日購入したばかりの、「ゲド戦記」の作者ル=グウィンの著作。

小説書きに向けた技工書です。

練習問題が例文や解説付きで書かれているモノで、今やっているのですよ。

「漂流させないように」という作品で。

例えば練習問題1は「1段落~1ページで、声に出して読むための語りナラティヴを書く。オノマトペ、頭韻、繰り返し表現、リズムの効果、造語や自作の名称、方言なども使用可。脚韻や韻律は使用不可」というように、問題に沿った回答を自分で考えて文章を書いています。

もうほんと自分に向いていない(基本自由に書きたい)のですが、勉強だと思って何とかがんばっています(泣)


4.あなたがカクヨムで書いている作品を今読んで欲しい順に最大3作品教えてください。

(ページのURLを併記して頂けると助かります)


https://kakuyomu.jp/works/16818093082525330914

小さなお話

ほのぼの現代ファンタジーの短編集です。

「日曜日」以外はどこからでもお楽しみいただけます。

おすすめは「パンツの妖精」「祈り」「弊社の田口社長が拾うモノ」です。

ネタができると1話追加、というように、お話が少しずつ増えていっています。


https://kakuyomu.jp/works/16818093082343956575

糾正の燐寸

1969年の日本が舞台で、安保闘争(学生運動)に関わった男性の妹が主人公。

ジャスト1万文字の激重シリアス短編です。

レイティングなしなのにものすごく重いです。

学生運動をしていた人については今でもたまにNHKの番組で取り上げられたりするし、ネットでも情報を得たりできますが、家族の話ってほとんど世に出ていない気がするんですよね。

ああいう活動家って、「あれは青春だった。国を良くしようとひたむきに考え、熱い思いを持って行動していた」なんてことを言うんです。

青春という爽やかで聞こえのいい言葉で片付けようとしているのが、私は(あくまでも「私は」)気に入らない。

活動という名の暴力の餌食になった被害者はもちろんですが、家族にも何か影響はなかったのかと、ずっと思っていました。

そういう経緯で書いた、すごく重いお話です。


https://kakuyomu.jp/works/16818093073805452885

花は、咲う。

1988~1989年の日本が舞台。

こちらも激重シリアスで、1万文字弱の短編です。

実際にあった、かつて売春島と呼ばれた離島で懸命に生きた女性を書きました。

(物語は完全フィクションです)

「糾正の燐寸」と同じくレイティングはありませんが、本当に重いのでご注意ください。

詳しくは↓こちらに書いてあります。

https://kakuyomu.jp/users/yukie_miumiu/news/16818093075401643375

近況ノート 「花は、咲う」の裏話をします(2024年4月12日 近況ノート)


あ、あの、激重ばかり書いているわけじゃないですからね!

ほのぼの現代ファンタジーも書いていますよと言いたくて、「小さなお話」を最初に持ってきたんですw


5.あなたが書く、読む以外で好きなこと、最近ハマっている事を教えてください(最大3つまで)。


・ウォーキング

大体1日45分間前後を目安に、雨の日や体調不良の日以外はだいたい歩いています!

主に夜なので、これから寒くなるなぁ……とビビりながらw

始めてからもう1ヶ月以上になります。

肩こり軽減しましたよー。うれしい♪

これからも何とかがんばって続けたいと思っています。


・ギャルちっくな服装

好きなんですよね。

若い頃は大人しい格好しかしていなかったのに。

「もうBBAだから更に大人しい格好に」という方向に邁進していたはずが、「もうBBAだからこそギャルちっくな格好をしよう」という考えに最近ちょっと変わってきました。

このまま死んでもつまんないしw

といっても、肩出しヘソ出し膝上出しはできません……。

黒+ピンクや黒+赤なんかの色合いでなるべくBBA色を払拭しようと目論んでいるところで、GUにお世話になろうとしていますw


・旅行

もともと旅行は大好きなんです。

で、来月、名古屋→志摩の一人旅をしようかと。

前述の「花は、咲う。」の舞台が志摩の離島なので、書いた責任を感じながら現地に行ってみたいと思っています。



最後になりましたが、碧月葉さん、素敵な自主企画を立ててくださいましてありがとうございました。

また何かご縁がありましたらよろしくお願いいたします。


ではみなさま、ごきげんよう。

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「【あなたの書架】を覗いてみたい」にお答えいたします 祐里 @yukie_miumiu

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