第6話 友人と私
新作珈琲の香りは芳醇で香ばしい
蒸気と共に店内に香る。
二つのメッセージ付きお手拭きを見てみると
何やら内容が違うみたいだ
一つは感謝一つは感情が載っている
私には感謝彼には感情、感謝というよりも
恋心のようである。
お手拭き二枚で齢十七の恋は満開の中嵐が過ぎ去った。
彼は将来有望で私は将来絶望で
日銭暮らしの私には彼程の財も無ければ才も無し、だから初恋人ですら彼の虜になった
色気も度胸も何も無いあるの優秀な彼
そう彼が友人である。
友人と私 @eizanageha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます