私が昔聞いた話
@toku0210
第1話
「私が学生だった頃の話をします。当時は今より肌が悪く皮膚科に頻繁に通っていました。みなさんは病院に一回は行ったことがあると思います。治療が終わって代金を支払った後に紙を貰うじゃないですか。請求書とか処方箋とか。3枚重なってあって私はそれらをしまったのですが」
「一番下に他人の処方箋があったんです。後になって‥‥帰宅してから発覚しました」
「きっと病院の人が間違えたのだろう」私はそう思い皮膚科に電話をしました。⚪︎⚪︎さんの処方箋が間違えて入っていました、と。ところが病院の人は
「そのような人はここに通っていませんよ」と回答しました。
「いやしかし」と言い我に返りました。というのは今まさに私が持っているその処方箋は耳鼻科のものだったからです。気づかずにすぐに電話してしまったのは盲点でした。
耳鼻科に電話をしようとしたのですが、生憎お休みだったので翌日掛けることにしました。
私が昔聞いた話 @toku0210
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私が昔聞いた話の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます