これはスぺオペですか? ファンタジー? はい、どちらも良い湯加減です♨

ゆっくりしたい――趣味にもっと時間がほしい――
誰でも一度や二度、いや毎週? 毎日? 思いますよね。
けれども人生は、ままならぬもの。
……と思っていたら!?

若くして皇帝陛下にその才能を愛され、銀河帝国元帥となったゼンジ。
皇帝のため馬車馬のように働いていた彼には、もともとオタクな夢がありました。
それは、人知を超えた存在である、超次元知性体《オーヴァーロード》を研究すること。

半ば消えかけていた夢ですが、皇帝の崩御と、次期皇帝の摂政によって帝国軍からある意図のもとに追放されることで、ゼンジは前向きに「これで俺の夢が叶う」と喜びます。

若隠居のために向かった惑星フォーラⅡには、超次元知性体《オーヴァーロード》の竜の女の子や、《魔法》を操るエルフが住んでいて、ゼンジは早速、竜に懐かれ、前皇帝の友人だったというエルフに気に入られ、元部下にも頼られ、気づけば彼の周囲にはいろんな生命体が増えていき――。
願ったり叶ったりのような、いやいや、趣味に没頭する時間が足りないような?
ゼンジの周りは今日もにぎやかです。