狡兎死して走狗烹らる戦争終結して職業軍人は食い詰める職にあぶれた元少年兵 meets 地回りヤクザイワトオ先生お得意の、ならず者同士が交渉という体で流儀の押し付け合いをする描写仁義や任侠と呼ぶにはあまりにも打算的過ぎる遣り取りがたっぷりで素晴らしいです👍
フォルのにぶさや気の回らなさがいいですね。もう長く地べたを這いずらなくなって忘れてしまっていたことを少し思い出しました。
生きることは戦うこと。綺麗事だけでは生きていけないリアルさが刺さる。治安維持組織といっても正義の味方なんて輝いてるものではなく、泥臭く血生臭く狡猾に今日を必死に生きている、そんな姿に鼓舞される。弱っちいけど機転が利く、強いけどだらしないなど人間らしい登場人物に親しみが湧く。主人公フォルは縁した人やネストや街に小さな変化をもたらすのか毎話楽しみです。
戦場帰りという厨二心を擽る設定が良かったまだ触りの部分だからどう話が転がるか分からないけれど期待できそうなワクワク感があった泥臭い戦闘描写も主人公の短くて濃い兵役でどのような立ち回りだったか想像出来て上手いなと思ったよんでいると仲間となるジロがイラストより、かなり幼い感じがして面白かった