第2話 世界観って何だろう?

 作品の数だけ世界があり、当然ですが、その種類も多種多様なものです。『異世界』、『現代』、『SF』などなど。


 世界観で一番重要な事ってなんだろうか……と考えた時に、前述したジャンルに共通している物。

 私の結論としては『非日常感』ではないかと思っています。


じゃあ『非日常感』ってなんぞや? って話になります。

 『異世界』。これは分かりやすいです。何せ地球とは異なる世界なのですから、日常とはかけ離れてますよね。

 『SF』――サイエンスフィクションも同様です。


 『現代』――ノンフィクションはともかく『現代ファンタジー』は、本来なら起こりえない今の世界にダンジョンが出現したり、異能力を持つキャラが登場したりと、これも分かりやすい『非日常』です。


 では学園ラブコメ等の学校が物語の舞台になっているものはどうか。

 ダンジョンも異能も無いような世界では『非日常感』を書けないかというと、そんなことは無いですね。


 2024年夏にアニメになった『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』では生徒会が描かれています。

 さて、読者や視聴者の方々が学生時代、生徒会に深く関わった方はどれだけいるでしょうか?

 全校生徒300人として、各委員会の委員長を含めたとしても、ほんの一握りでしょう。(実際、アーリャさんや他のラノベで出てくるような生徒会はありえないのですが……)


 要はであれば、それは『非日常感』と言って差し支えないという事です。そこに独自の設定を加えてしまえば、なお良いと言うことになります。


 だからって、現代ファンタジーで生徒会やりながら異能を使って突如出現したダンジョン攻略しながら配信をするストーリーとか私には無理ですけどね!



後書き

拙作の紹介をさせていただきます。


完結済み

異世界科っ! ~異世界を教える学校~

https://kakuyomu.jp/works/16816700428856485173


連載中

魔女ルーシーと末児達

https://kakuyomu.jp/works/16818093079390756555

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創作って何だろう? 柴田柴犬 @spotted_seal

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