次々とイベントに乗っかっていくお菓子たち。
その末に待っているものは、本当にこのような世界なのかもしれない。

なるんだろうなと思っていたのがなってくれてうれしい気持ちです

お菓子屋メーカーってよく、あるよなあ、コラボとか。イベントとかってかーるく読んでいたら、突然のふんぐるい！！こわいこわい！！こういうイベントってあったら一部の方から好かれそう（笑

日本の伝統行事を面白くに現代の菓子文化と組み合わせる独創的な視点が良い！

主人公が大手お菓子会社の商魂に恐怖と戸惑いを抱きながら、少しずつ愛情が冷めていく様子に感情移入してしまいました。

普段目に入る可愛らしいキャラクターたちが、怪奇的なデザインに変わっていくのがおもしろ怖いです。

ただのギャグでは終わらない余韻を残しています。日本のお菓子文化の「闇」描き出したユニークな一編だと思います。

バレンタインデー、ハロウィン、クリスマス……と、日本にはたくさんのうきうきイベントがありますが、日本の代表的菓子メーカーが、新たなイベントを世に提唱し、それに合わせたパッケージ商品を世に放っていく──ちょっぴりホラーテイストなコメディです。

そのやり口は大胆不適であまりにも無造作で、笑わずにはいられませんでした。

夢は売っても悪魔に心を売らないでほしい……。まさかのイベント名が続々登場しますので、本編でぜひ確認してみてください。

こういうノリ大好きです