第4話 番外編 50代の銀座デート「鬼太郎誕生」鑑賞

 深雪です。この前、彼と二人で、50代の日比谷・銀座デートしてきました!


 第一話 「人生百年時代、幸福寿命を延ばそう」はこちら⇒https://kakuyomu.jp/works/16818093087844226513/episodes/16818093087844983683


 相手ができたから、大好きな東京・銀座の街も満喫できちゃうんです。嬉しいなー! 婚活つらかったけど頑張ってよかった、うまくいってよかったです。


 思わぬ家の不幸で単身上京した私でしたが、年齢を重ねての上京は本当に大変でした。この年だと、年齢制限で街コンにもなかなか参加できないのです。


 女性と男性で参加していい年齢が違ったりもするし……もちろん女性の方が下で、男性より10歳くらい若くないと参加できない街コンもあります。年齢差別ですよね。少しでも現状が変わるといいのですが。


 そんなわけで、習いごとや、婚活も地道に続けていましたが、人との出会い自体が少なく、なかなか仲のいい人自体ができず、彼と出会うまで8カ月くらい大変さみしい思いをしました。

 一番大変なのは将来が見えなかったことでした。これだけ我慢すれば終わるというわけではありませんでしたから。


 東京はなんでもあって魅力的な街。でも知らない人同士で話す習慣もないし、英語の街コンは年齢制限がなかったのですが、なかなかなじめず……。

 ですから特に同年代の皆さんは、あてなく遠くに住むということはやめた方がいいと思います。


 このブログを書くようになってからまた、悪夢を見るようになったんですよ。彼がそばにいるようになってから見ないようになっていたのに。


 ですからとりあえず、楽しいことを書こうと思います。


 とにかく彼と50代の日比谷・銀座デート! 


 まず「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を映画館に観に行きました。水木しげる原作の「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する鬼太郎の父と、水木という男の出会いを描いたアニメーションです。

 

 凄く評判がよくてヒットしているのだとか。私の彼はラインのスタンプも持っています。

 

 私は怖がりなので、一度は辞退したのですが、結婚するならなおさら共通の話題が多いほうがいいなと思い、こわごわチャレンジしてみることにしました。

 

「日比谷の映画館に行って『ゲゲゲの謎』を観た後、銀座をぶらぶらしよう」

 ということに。


 映画館に行ったら、50歳以上の割引があるということで、けっこう引いてもらえました!! 嬉しいような悲しいような……。


 50歳で割引って早くない? と思ったのですけれど、今の若い人にはインターネットの方が馴染みがあるでしょうから、映画館に思い出のある世代を呼び込もうという戦略なのかもしれませんね。

 懐かしの名優の映画の特集のチラシもあって、近かったら通って観たいな、と思いました。


 映画館に行くのは久しぶり。スマホやテレビは画像を独占できますけれど、映画館は大きなスクリーンと音響、イベント感があって、「おでかけしている」という気分も満喫できます!!


 そして「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」なのですが、面白かった。

「丁寧で、すごくよくできている」

 と感心しました。

 原作のファンも多いですし、見事なオマージュでもあるなと思いました。

 一人で観に来ているおばあちゃんもいました。 


 彼は何度もこれを観ていて、「毎回泣く」と言っていましたが、今回も号泣! 


 『ゲゲゲの鬼太郎 謎全史』監修・水木しげる/村上健司・佐々木卓著(JTB)という本も持っていて、

「なぜかこの本はJTBから発行されているんだよ」

 と教えてくれる彼です。


 こんなに愛してもらっているなら、映画や原作も本望だろうと、私まで涙が出そうでした。


 ここまで書いて、こっそり隣の部屋に、眠っている彼をのぞきに行きました。今日はちょっとお疲れ気味でしたが、本当に私好みの顔をしているんですよ。ほっぺに軽くチューして戻ってきました。遠くのアイドルもいいですが、隣の部屋にいる、同じ年の、チューできる男性の方がリアルでいいなと思う今日この頃です。


 話を元に戻しますけれど、その後、銀座を散歩したあと、銀座スイスという店に連れていってもらって、ハンバーグなどの洋食をごちそうになってきました。


 いい店で、メインの前に出た小さなスープも気がきいていておいしかった。カツカレーはこの店が発祥なんだそうです。また行きたいな。


 銀座が好きです。なんでも一流で、人も上品で案外よくて。散歩は嫌いだった私ですが、2人でおしゃべりしながらする散歩は楽しいものだったんだな、と気がつきました。


 前述のように、この話を書くようになってからまた続けて悪夢を見るようになりました。場合によっては中止するか楽しい話だけにするかもしれません。


 ただ、結婚するのにお金がかかります。また、慣れない環境でさみしいので、読者の方々、どうか他の作品も読んで感想くださいませんか。ちゃんとした感想なら基本的に喜んでお返事したいと思います。待ってます。

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