人生百年時代 50代の恋愛

第5話 50代・彼ができて〇〇が好きになった！

　深雪です。同じ年の彼と、春に挙式予定の50代女性です。

　辛すぎた婚活のことを書いていたら、フラッシュバックしてしまったのか、彼のそばにいてもまた悪夢を見るようになったので、とりあえず今回はまた、楽しいことを書こうと思います。

第一話　「人生百年時代、幸福寿命を延ばそう」はこちら⇒https://kakuyomu.jp/works/16818093087844226513/episodes/16818093087844983683

「50代・彼ができて〇〇が好きになった！」

　というタイトルにしましたが、なんだと思いますか？　

　正解は、「甘いものが好きになった」んですね。

　短期間で味覚が変わってびっくり。

　私は本来お酒が大好きなんですけれど、彼は下戸に近い人で、飲むとすぐ寝てしまいます。

　時にはビール片手に一生懸命つきあってくれるのですけれど、悪くて、あと、年齢を重ねてお酒が体に残るようになりました。

　それと、飲まない人は酔っ払いが苦手なんですよね。

　酔っぱらった時に、こちらは軽くからんだつもりが喧嘩になったり、

「しらふの時の深雪が一番輝いてる」

　と続けて言われたので、やめてはいないのですが、休肝日を増やしたり、努力してだいぶお酒の量を減らしました。　

　けっこう辛かったですよ。

　そのかわり、いいこともありました。彼は甘党なのですが、それにつきあっているうちに、甘いもののおいしさが分かるようになったのです。

　以前はお酒とつまみでカロリーをとるので、意識して甘いものを減らしていた頃もあって、数ヵ月か、確か半年くらい食べなくても平気だったのですけれど、今は、

「甘いものって、こんなにおいしかったの？」

　という感じ。50歳にして目覚めてしまったのです。深雪50歳、こんなの初めてです。

　シュガーフリーを実行する人もいる世の中、彼からも、

「過ぎたるは猶及ばざるがごとし（足りない方がやり過ぎてしまっているよりも良い）だよ」

　と言われて、確かに食べ過ぎには気をつけなければいけないのです。

　ただ、甘いものの魅力に目覚めてみると、世の中のあちこちが、いかに輝いているかが分かりました！

　甘いものに目覚めれば、世の中は宝の山です。コンビニ1つでも輝いている。

　日本のコンビニスイーツのレベルって、あらためて高くて凄いですよねー。デパ地下だとかとも競合しているそうだし。

　ちなみにコンビニスイーツの、味の余韻（よいん）で食レポを書く人もいます。

　私が最近感心したのが「カントリーマアム　チョコまみれ」しっとり、ホロリとしたカントリーマアムの生地と、チョコにまみれる贅沢さの組み合わせが楽しめます。

　また、欲しいものは、ほぼなんでもあるのが東京の魅力。

　今まで興味のなかったアフタヌーンティーなどの記事もキラキラして見えて、スイーツビュッフェなども行こうか、と言っています。

　喧嘩する時もありますが、人間関係っていいものですね。世の中の違う楽しみが見えました。