生きるのが楽になりたい人へ

第18話 クリスマスってなに？

　クリスマスってなんですか？

　これって祝う必要ってあるんですかね。

　なんかクリスマスって言うと、若い頃は楽しい気分になっていましたが、年を経るごとにどうでも良くなっていきました。

　老化なのかもって思いますが、おそらくそうではなくて、社会の仕組みを知ってしまったということなんだと思いますね。

　クリスマスって当然キリスト教のお祝い事です。

　つまり宗教的なものってことですよね。

　こういったことはあらゆる宗教にあるわけですけど、基本的にはその宗教の信者しか祝わないものです。

　それなのにクリスマスだけはどういうわけか、あっちこっちでお祝いムードです。

　この宗教アレルギーが強い日本でもです。

　でも、これは要するに商売上の都合でできた習慣でしょう。

　そういうのっていろいろありますよね。

　バレンタインデーやホワイトデー、ハロウィン、そしてクリスマスです。

　だいたい、なんでクリスマスにフライドチキンを食べるんだってことです。

　あんなのは明らかにKFCの策略ですよ。

　そんな企業の策略に乗るなんて、いかにもバカバカしいと思います。

　ケーキだって別に食べたいときに食べればいいのです。

　なにもクリスマスに食べる必要なんてないですよ。

　プレゼントもそうですよね。

　クリスマスだからってプレゼントをあげる理由なんてなにもないです。

　とにかくそういう企業の策略に乗ってしまうのは、私は人生を苦しくする原因だと思っています。

　なぜなら、本当は必要でないものや、欲しくもないもののために、お金を使うことになるからですよ。

　クリスマスを理由にしているだけって人もいるでしょう。

　だけど、それなら別にそんな理由なんてなくてもいいじゃないですか。

　本当に欲しいのならいつでも買えばいいし、プレゼントをしたかったらいつでもあげればいいのです。

　フライドチキンが食べたいならいつでも食べればいいでしょう。

　なにも企業の策略にまんまと足を突っ込んでいく必要なんてないです。