御巫になる。その誓いは、聖なる星の加護の下に

少女は眺めていた、闇の世界に光を与えんばかりのエクシェフィーの御巫夫婦を。

その少女は御巫候補。けれど、それ相応の扱いを受けてはいなかった。

そんな彼女は、神獣と呼ばれる御巫を選ぶ側の者たちへ向けて御巫となることを宣言します。

礼儀としての交わす言葉の最後に少女が告げるは「聖星の加護」、神獣たちが告げるは「聖月の加護」。

相手に礼儀を尽くすことは自分たちがそういう種だと告げる行為。

少年少女は歩き出す。御巫となり、本来の御巫としてのあるべき姿を取り戻すために