商品は同じなのに、まるで売れない人と良く売れる人
三鷹たつあき
第1話 なぜ仕事をするの??
日本人は仕事が好きな民族と言われることが多くある。実際に、一日という時間を職場で、仕事をしている人がこの国の成人の大半を占めているのは間違いないだろう。
こんなに長い時間を仕事に費やしているのは、日本人くらいのものである。経済発展途上国に住む国民だってこんなに、長い時間を会社ですごす人はあまりいないのではないだろうか。
。
だからと言って、日本人は仕事が大好きなのかと問われれば、私は違うと思う。
もっと家族と一緒に過ごしたり、自分の趣味に没頭したいと望んでいる人が数多くいると思うのだ。実際、私の周りの大人たちも仕事の内容や会社での人間関係について愚痴を漏らしている人が多い。
もしかして、日本人は「仕事が大好き。」なのではなく、「仕事をしなければならないという強迫観念にしばられている。」国民なのではないだろうか。
健康上の問題で、会社に勤めることが難しい者も、人間関係が苦手な者も、すぐに「仕事をしなければならない。」と信じ込んでいるからこそ、「日本人は仕事が大好き。」などと勘違いをされるのだと私は思っている。
確かに、仕事をすることによって得られるものは多い。まずは何より報酬として「お金」を手にできることが真っ先に思い浮かぶメリットだろう。
人間、お金がないと生活をすることができない。生きていくことがかなわないのだ。
しかし、不思議なことに「仕事が大好きだ。」と答える人の多くは、お金を得ることを仕事の最大のメリットだと考えてはいないようだが、あなたはどう思うだろうか。
「お金を得るために働く。」と答える人を私は情けないとも卑しいとは思わない。実はわたしは精神疾患を患っており、定職に就いてはいない。定期的に手にしているのはアルバイトで稼いだ僅かばかりの収入である。正直、毎日食事をするのにも財布の残高を気にしなければならずに、夕食に好きな献立を用意することすら難しいのが現実だ。
わたしが仕事好きで、小説を書いて発表したり、ブランドプロデュースのお手伝いをしている最大の理由・メリットは、
「つまらない一日や人生の中でも、やりがいや自己肯定感を得られるから。」だと感じているのだ。
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本日も拙作を読んで頂き誠に有難うございます。
本書が貴殿の「仕事に対するモチベーションアップ」や「マーケティングやブランディング」に興味を持っていただければ幸いです。
わたしはそもそも、「実用書」を書くよりも「文芸書」を書くことが好きだし、本職です。
「わたしは蝶になりたい」https://kakuyomu.jp/works/16817330667639707701
「恋愛小説無題」https://kakuyomu.jp/works/16817330651073248288
という作品をこちらのサイトでアップしておりますので、ぜひ手に取っていただき、「気づき」を得るヒントになれますように願っています。
今後ともお付き合いくださいますように、お願い申し上げます。
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